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喘鳴症(ぜんめいしょう)

喘鳴症とは
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喘鳴症とは

喘鳴症(ぜんめいしょう)は、馬の咽頭で発生する病気のひとつです。俗称として喉鳴り(のどなり)とも呼ばれます。喉頭部を支配する神経が麻痺し、喉頭口が狭くなって、呼吸のたびに「ヒュウ、ヒュウ」、「ゼイゼイ」と音を発する病気です。馬は全力疾走の時、多量の空気を必要とするが、喘鳴症になると充分な呼吸ができず、競走能力に影響をきたします。

治療法はありますか?

治療法としては外科手術が行なわれます。開かなくなった小角突起を糸で引っ張りあげて喉頭の入り口を拡げる喉頭形成術ですが、相当数の症例が費用やリスクに見合った結果を出していません。

喘鳴症になった競走馬はいますか?

クラシック二冠馬タニノムーティエやゴールドアリュールが喘鳴症で引退に追い込まれました。一方、最大の手術成功例はダイワメジャーで、術後にG1競走4勝を挙げて8億円を超える賞金を稼ぎました。

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この記事を書いた人

競馬歴20年以上、好きな馬はサイレンススズカ、ディスコードで毎週競馬予想を配信しています。

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