旋毛とは
馬のつむじのことです。馬の被毛は直立して生えないで傾斜して生えるために、体表にいわゆる毛流ができて、その起始部や終止部がうず巻き状に巻き込んで、左回りまたは右回りに流れを作るか、また左と右、上と下など反対方向からきた毛流がぶつかり合って毛が立ってくるために生ずるものが旋毛です。できる場所によって呼び名が違います。
- どのような呼び名がありますか?
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- 珠目(しゅもく) 「両眼盂(がんう)」の上線より鼻梁中央に至る間の旋毛で、眼の上線より上にあるものを「珠目上(うえ)」、目の上線と下線の間にあるものを「珠目正(せい)」、眼の下線より下にあるものを「珠目下(した)」と記載する。2個以上ある場合はその数を、珠目のないものは「珠目欠(けつ)」と記載する。
- 華粧(けそう) 鼻梁中央より鼻孔に至る間にある旋毛。
- 頬辻(ほほつじ) 頬にある旋毛。
- 轡搦(くつわがらみ) 頬の前縁より口角に至る一円にある旋毛。
- 吭搦(ふえがらみ) 咽喉及び、頸の下縁「頸溝(けいこう)」より下で、「頭礎(とうそ)」から下、頸の上約三分の一以内にある旋毛。
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