「上がり」とは、主にレースの最後の部分、特に最後の400mまたは600mのタイムを指します。このタイムは、馬の終盤のスピードや瞬発力を示すものであり、特に平坦なコースや直線の長いコースでのレースでは重要な指標となります。
「上がり3ハロン(約600m)34秒」といった具体的なタイム表記を競馬の結果や解説などで見ることができます。
この「上がり」のタイムが速ければ速いほど、その馬は終盤に強いスピードを持っていたと評価されます。逆に、上がりのタイムが遅ければその馬は終盤にスピードが鈍っていたと解釈されることが多いです。それによって、次回のレースや戦略、騎手の乗り方などが考慮されることもあります。
- 「上がり最速」とは?
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競馬用語の「上がり最速」とは、レースでの最後の部分(通常、最後の400mまたは600m)を最も速く走った馬を指す言葉です。この上がりのタイムは、馬の終盤のスピードや瞬発力を示すものとして注目されます。
例えば、あるレースで10頭の馬が出走した場合、それぞれの馬の上がり3ハロンのタイムが計測されます。その中で最も短い(速い)タイムを記録した馬が「上がり最速」と評価されるわけです。
- 上がり3ハロンの基準タイムは?
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特定の「基準タイム」というものを決めるのは難しく、それぞれのレースや条件、状況に応じて「この上がりタイムは速い/遅い」という評価がなされます。ただし、競馬ファンや専門家の間で、ある程度の目安としてのタイムは共有されていることもあります。
かつては芝が現在ほど軽くなかったため一流の差し、追い込み馬でも上がり3ハロンはおよそ37秒台から35秒台ででしたが、1990代半ばを過ぎると芝の高速化が進み、およそ36秒台から34秒台を計測するようになっています。そして高速化が顕著になった近年では35秒台から33秒台、速い時には32秒台を記録するなど芝の高速化が顕著に数字に出てきています。
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