エビハラとは
「屈腱炎」の俗称です。前肢に多く発症します。エビと呼ばれることもあります。屈腱(上腕骨と肘節骨を繋ぐ腱)がエビの腹のように腫れることからこう呼ばれるようになりました。
- エビハラはなぜ発症しますか?
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肢勢、打撲、走行中に大きな負荷がかかることなどにより屈腱に刺激が加わると炎症を起こします。特に前脚に発症しやすくなります。腱繊維が一部断裂してしまい発症すると推測されてますが、明確な原因は不明とされています。
- 治療で完治しますか?
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治療には、物理療法、装蹄学的な処置が行なわれますが、治癒までに数ヵ月から数年を要する上、完治しにくく、再発しやすい病気です。このため「競走馬にとってのガン」や「不治の病」などと表現されることもあります。馬の命にかかわる病気ではないが、競走馬としては引退の原因になることが多いです。
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