ホープフルステークス2024予想｜過去傾向・展開・激推し穴馬・買い目公開

OYAYUBI競馬内『無料情報』の【2頭目の右から2番目の馬番】

かなり悩みましたが、最も買いたい要素が多いのはこの馬でした。

なぜ悩んだかというと、週頭の時点で本命にしようと決めていたマスカレードボールがまさかの大外枠に入ったから。【展開予想】でお伝えしたとおり、内前有利になると予想したなかで、スタートがイマイチなマスカレードボールが大外枠となると、位置を悪くし外を回らされるロスの多い競馬になる可能性大。さすがに評価を下げざるを得ませんでした。

では代わって本命となるのは？熟慮した結果、この馬しかいませんでした。理由は以下の3つです。

以前より大人になった今なら、このメンバーでも勝ち負けできると思います。展開を味方につけられれば勝ち切ってくれるでしょう。

新馬戦、前走の内容を見る限り圧倒的な1番人気は納得です。このレースを圧倒的人気で制したコントレイルやサートゥルナーリアなど、歴代の名馬たちにも引けを取らない存在感があります。スタートも問題なく、位置が取れるので、展開的に向きそうなところも良いですね。

ただ、まだ2戦しかしておらず、初めての多頭数など未知な部分が多いのも事実。必ずしも力を出しきれるワケではないのが競馬です。そんな中、単勝オッズ2倍代前半にはさすがに乗れません。勝つ確率は1番高いでしょうが、ここは対抗までとさせてください。

内枠の偶数番ならこの馬が本命でした。前走勝利したアイビーSを、同じ舞台の東スポ杯2歳Sより高く評価しているからです。しかし、◎の理由でも述べた通り、この馬にとって大外枠はさすがに厳しいでしょう。位置を悪くしロスの多い競馬になってしまう可能性が非常に高いですね。流れるようならそれでもよかったんですが、【展開予想】でお伝えしたように、今回はゆったりとした流れを予想。そうなるとさすがに後方から全てを飲み込むほどの脚はまだないと思います。とはいえ、能力はこの中に入ってもかなり高いほうだと思いますし、【ピックアップデータ】にも該当しました。大外枠の影響でオッズが落ち着くようなら印をまわしておきたいと思います。

OYAYUBI競馬内『無料情報』の【1頭目数字から-4した馬番】

来たらエライことになります。なにせ、超大穴ですから。

全く人気を集めていませんが、はっきり言ってナメられすぎ。勝ち切るとまでは言いにくいものの、展開さえ向けば馬券内なら十分考えられます。まさに『ホープフル』な穴馬。昨年のサンライズジパングのように、でっかい穴をあけてもらいましょう。

中山競馬場芝2000ｍで行われるレースは、4コーナー過ぎのホームストレッチ端から発走。中山競馬場芝コースのゴール前は高低差2.2ｍの急坂を設けていますが、2000ｍに出走する馬たちはスタート直後にも、この急坂を駆け上がることになります。スタートから1コーナーまでの距離は405ｍで、1コーナーから2コーナー手前まで上り勾配が続き、その後は4コーナーまで下り坂。最後の直線は310ｍで、ゴール前にもう1度、高低差2.2ｍの急坂に挑みます。中山の芝コースは内回り、外回りの2つが設定されており、芝2000ｍは内回りを使用。2、3コーナーのカーブは外回りと比べてタイトになっています。

上りあり、下りありの中距離コース。馬たちには相当なスタミナが求められますし、きついコーナーをうまく立ち回れる器用さも、勝利へのファクターとなります。

中山競馬場芝2000mが得意
ルメール騎手
ディープインパクト、ハーツクライ、ドゥラメンテ産駒

中山競馬場芝2000mが苦手
追い込み馬

中山競馬場芝2000mの特徴や過去傾向、攻略方法の詳しい解説はこちら
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現状2歳世代では横綱級という位置付けのクロワデュノール。新馬戦で2馬身半差で倒したアルレッキーノは半姉に今年のオークス、秋華賞を制したチェルヴィニアを持つ超良血馬。身体を大きく増やした出世レースの前走東スポ杯2歳Sは、好位から押し切る強い内容でした。スローペースでも我慢して折り合えていたし、ラスト3Fのラップも11.3-10.9-11.2と素晴らしく、文句の付けどころがありません。初めての右回り、コーナー4つとなるが不器用なタイプではないので問題なさそう。3連勝で2歳チャンピオンとなるか。

半姉にローズS勝ちのマスクトディーヴァがいる良血馬。新馬戦で半馬身差で倒したマイネルチケットは、後にサウジアラビアRC3着、京王杯2歳S2着と重賞でも勝ち負けしています。前走アイビーSは、スローペースの末脚勝負で、ジワジワと加速して長くいい脚を使い勝利。過去2走とも折り合いがついていましたし、前走ラスト流す余裕があったことから2000mは全く問題なさそう。脚質から今回の右回りコーナー4つがプラスに働くとは思いづらいが、能力はかなり高そうで3連勝でGⅠ制覇しても不思議ではありません。

札幌2歳Sの勝ち馬。そこでハナ差負かしたアルマヴェローチェが次走阪神JFを制したことから、レースレベルが高かったと仮定して良さそうです。まだフラフラとして左に大きくモタれながらも最後までしぶとく脚を伸ばしました。新馬戦を稍重の函館、前走札幌の重馬場で勝利したことから、渋った馬場でも苦にしないのは間違いなく、開催が進み荒れた中山も難なくこなすでしょう。ウィークポイントは、スタートがイマイチで位置が取れないこと。雨が降り、他の馬が力を出せないようなら突き抜けがあってもおかしくありません。

8枠の複勝率が他枠と比べて低いことから、外枠が不利と言って良さそう。その証拠に、過去のパトロールビデオを見る限り、内目をロスなく回った馬が好走しています。コーナー4つで内に入れられず距離ロスが多くなってしまうことを考えればうなずけますね。8枠に入った馬は割引して考えるべきでしょう。

8枠
ジュタ
アマキヒ
マスカレードボール

注目すべきは、先行馬の連対率の高さ。過去のパトロールビデオを見ても、内をロスなく回した先行馬の粘り込みが多々見られます。スタート良く、過去レースでしっかりと位置が取れている馬は要チェックです。一方、直線の短い中山競馬場で追い込みが不利なのは納得ですが、逃げ馬も成績が悪いのは意外です。逃げそうな馬や、掛かり気味に前へ行ってしまう馬は割引が必要かもしれません。

前走初角1/3頭以前
ショウナンマクベス
ジェットマグナム
クロワデュノール
ジュンアサヒソラ
リアライズオーラム
ピコチャンブラック
ジュタ

前走逃げor前走4コーナー2/3頭より後ろ
クラウディア
ヤマニンブークリエ
デルアヴァー
アスクシュタイン
ファウストラーゼン
アマキヒ

1番人気が過去10年で6勝と圧倒的な勝利数となっています。特に、コントレイルやダノンザキッドなど、単勝2倍代と大きく支持を集めた馬はしっかり勝ち切っている印象。該当する馬がいれば逆らうのは危険でしょうか。さらに、3番人気までは複勝率が高く安定感があります。

東スポ2歳S組が、勝利数こそトップであるものの、複勝率は微妙。複勝率で言えばアイビーS、萩S組に注目したいですね。ちなみに、昨年のレガレイラもアイビーSからの参戦でした。一方、前走が未勝利戦だった馬はほとんど馬券になっていないため、該当馬は割り引いて考えたほうが良いでしょう。

前走アイビーSor萩S
ピコチャンブラック
マスカレードボール

前走未勝利戦
ファウストラーゼン
ジュンアサヒソラ
リアライズオーラム

先ほど、東スポ2歳S、アイビーS、萩Sに注目と述べたが、これらの3レースはいずれも1800m戦であり、条件戦も含めて同距離からの複勝率が高いです。加えて2000m組も上々の成績。反対に、1600m以下からの距離延長組は1着という視点では厳しい結果に。2度の坂越えがある本コースは、2000mという数字以上にスタミナを要するコース形態。該当馬は割引が必要でしょう。

前走距離1600m以下
アリオーンスマイル

前走で初勝利を挙げたばかりの馬は苦戦傾向にあるものの、ここ3年の優勝馬はいずれも勝ち鞍が新馬戦または未勝利戦のみの1勝馬だった。とはいえ、過去7年でみると1勝馬の3着内率は8.1%にとどまっている。昨年を除く6回は2勝以上していた馬が3着以内に複数入っていたので、2勝以上馬を中心に考えるべきだろう。

引用:JRAデータ分析

1勝馬
ジョバンニ
クラウディア
レーヴドロペラ
ヤマニンブークリエ
デルアヴァー
ファウストラーゼン
ジュンアサヒソラ
リアライズオーラム
ピコチャンブラック
ジュタ
アマキヒ

過去7年の出走馬のデビュー月別成績を調べてみると、6月デビューの馬が4勝を挙げている。3着内率も38.9%と高いので、この時期のGⅠでは仕上がりの早さが重要になってくるようだ。

引用:JRAデータ分析

6月デビュー
ショウナンマクベス
レーヴドロペラ
クロワデュノール
デルアヴァー
アリオーンスマイル

1週前追い切り（12/18・水）
栗東　CW　良
5F 67.9-51.3-36.4-11.4（強め）

最終追い切り（12/25・水）
栗東　CW　良
6F 84.3-67.4-51.2-36.1-11.3（終い強め）

クロワデュノールの今回の追い切りを見る上で、反応が悪くイマイチだった前走からどれだけ立て直したかがポイントでした。結論、前走よりも明らかに良い動き。特に最終追い切りが良く見え、ほど良く気合いが乗っておりラスト促されるとグイグイと加速。抑えられるとしっかりとブレーキをかけ、コントロールが利いている点も高評価です。縦の比較で、前回より格段に良くなっていた点を評価して、第3位としました。

1週前追い切り（12/18・水）
栗東　CW　良
6F 84.1-67.8-52.3-36.8-11.1（強め）

最終追い切り（12/25・水）
栗東　CW　良
6F 82.4-67.1-52.5-38.3-11.8（馬なり）

もともと稽古で動く馬ではありますが、今回も活気があって良い追い切りに映りました。特にコースで併せ馬だった一週前の動きがよかったです。前に僚馬を置いた状態から、直線へ。楽に並ぶと非常に伸びやかなフットワークでグイグイと加速し先着しました。前走時と比較して、少し固さがなくなった印象。体調が良さそうで、かつ上積みがあるとみて、高評価にしました。

1週前追い切り（12/18・水）
美浦　南W　良
6F 81.8-65.0-51.0-36.9-11.6（強め）

最終追い切り（12/25・水）
美浦　南W　良
5F 67.8-52.4-37.6-11.2（馬なり）

まずこの馬を第1位とした理由ですが、「成長」という点でこの馬が目立っていたからです。前走時はまだまだ子供で、併せた相手を気にする素振りを見せてました。ところが、今回の一週前追い切りでは一変。3頭併せの真ん中に入れられ、狭いところでも嫌がる事なくしっかり自分の走りが出来ていました。そして、コースで単走だった当週は、馬なりで調整程度の追い切り。ここまでで仕上がっている証拠でしょう。目に見えて大人になっていますし、順調に調整できている点を高く評価します。

【展開予想】でお伝えしたように、GⅠとしてはゆったりとしたペースで前有利と予想。スタートが上手く位置が取れる本馬に展開が向きそうです。1枠から上手く内で脚を溜められれば、直線で早めに抜け出しての粘り込みがあっても不思議ではありません。

勝利した前走百日草特別が、時計こそ平凡ではあるものの、着差以上に強い内容でした。残り200m付近から抜け出し、直線で交わされかけるもギアを上げて2着を競り落とすと、ラスト50mからは流す余裕があったほど。今回もこの勝負根性で、強い相手を競り落としてくれないでしょうか。

勝利した新馬戦は、スタート良く逃げてラスト一度交わされるも、そこから根性を見せ、2枚腰を使い押し切る強い内容でした。0.2秒差の3着だったシルバーレインは、次走未勝利戦で5馬身差をつけ快勝。その後、ハイレベルなアイビーSで3着に好走しています。他にも降した2頭が次のレースで未勝利勝ちを収めており、ハイレベルが想定されるレースで勝ち切った本馬は世代でも上位の力があると見ています。それなのに14番人気は過小評価されすぎ。妙味ありまくりです。