京都金杯2025予想｜過去傾向・展開・激推し穴馬・買い目公開

今回の本命◎はこの馬でいきます。

近走はなかなか良い結果が出てませんが、展開やポジションの差で着順を落としていただけで、この馬自体が弱い訳ではないと判断します。開幕週の中京競馬場は鞍上と共に力を出せる舞台だと考えますし、ココで久々の好走を見せてほしいところです。

【追い切り評価2位】

対抗◯はドゥアイズにしました。

前走のターコイズSは休み明け・トップ斤量・終始外を走るなど、かなりキツい状況の中で3着と強さを見せてました。今回は牡馬も混ざって相手レベルが上がるものの、左回りの1600mはヴィクトリアマイルで4着と健闘した相性の良さそうな舞台なので、休み明けの前走を叩いて調子を上げてくると考えるといい勝負が出来ると判断します。

単穴▲はこの馬にしました。

左回りの1600mは得意な舞台で、特に中京との相性が抜群なのでココで狙います。追い切りの動きも良かったですし、しっかりと力を出せれば勝負になると判断します。

馬柱を見る限り重賞ではちょっと力が足りない印象に見えます。が、前走のオーロカップでは６着に敗れたものの1〜6着馬が0.1秒内の大接戦でしたし、今回人気を集めそうなシャドウフューリーとも同タイムで走れてましたので能力的に劣ってる訳ではないと考えます。これまで主に1200m〜1400mで戦っていて、後方から脚を伸ばすも差し届かないパターンで負けてるイメージなので、1600mへの距離延長でいくらか追走がラクになれば、中京の長い直線での末脚一気があってもおかしくないと考えます。

前走のキャピタルSでは4着に敗れましたが、かなりのハイペースで最後は差し馬に展開が向いた中を先行しての着順だと考えると、アレは逆に強かったと判断します。2走前の富士Sでは斤量のアドバンテージこそあれど、あのソウルラッシュと0.2秒差で走った馬なので能力的は相当良高いと考えます。オッズ次第ではあるものの、鞍上で人気を落とすようであれば抑えたい1頭ですね。

中京競馬場芝1600mコースは先ほど話した通り、中山競馬場芝コースに次いで、傾斜のきついコースとなっています。

斜めの引き込み線がある1～2コーナーよりスタート。すぐに左へとカーブして本線に入ります。本線は途中まで緩い上り坂。そして3コーナー手前ぐらい、残り1080m地点で緩やかな下り坂に入ります。

3～4コーナーはスパイラルカーブ。

スパイラルカーブとは
カーブの入り口は大回りで、出口は小回りという特殊な形をしたカーブのことです。このカーブの特徴は、出口が小回りな分スピードを殺さずに入ってきた馬は外枠へと流れる傾向にありますので、馬群がばらけやすくなります。

スパイラルカーブで下り坂を過ぎると、最後の直線です。

ここが少々やっかいで、ゴール手前340m地点から240m地点にかけて、高低差が2.0mもある急な上り坂になっているんです。勾配は2.0％。なかなかのものですね。ただ、ラスト240mはほぼ平坦です。難所の上り坂をなんとか堪えた馬がここで加速するのでしょう。コース全体の高低さは3.5mとなっています。最後の直線は、Ａコース時、Ｂコース時ともに412.5mとなっています。

このコースで注意しなければならないのは、なんといってもスパイラルカーブと最後の上り坂でしょう。

スパイラルカーブでは馬群がばらけてしまう傾向にあるので、もはや脚質などもあまり関係なくなってしまっています。

いかにうまくこのカーブを乗り切るか、もしかしたら、馬の力もそうなのですが、鞍上の力も大きく働くコースかもしれません。しかも、最後には中山競馬場に次ぐ急な登り坂。ありとあらゆる馬の「性質」、ジョッキーの「才能」を試しているようなコースと言えるでしょう。

中京競馬場芝1600mが得意
・1,2枠
・ロードカナロア産駒、エピファネイア産駒
・松山騎手、川田騎手

中京競馬場芝1600mが苦手
・追込み馬

中京競馬場芝1600mの特徴や過去傾向、攻略方法の詳しい解説はこちら
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前走のターコイズSでは先団から脚を伸ばしての3着でした。

7枠からスタート後、終始外目を先行して4コーナーでも外を回していたので相当しんどい競馬だったと思うのですが、それでも3着に残した力は流石と言っていいのではないでしょうか。また、斤量55.5kgを背負っていた事を考えると負けて強しの競馬だったと言えそうです。
(勝ち馬のアルジーヌも同斤量だったのであっちも流石でしたが…)

今回戦う舞台となる中京競馬場での実績はないものの、左回りの1600m戦はヴィクトリアマイル・2着やクイーンC・2着の実績があり、この馬の持つ力を発揮できる舞台だと考えます。また、前走は4か月ぶりの休み明けだったので、その前走を叩いての今回はパフォーマンスを上げてくることが予想されます。おそらく上位人気に支持されるとは思うので妙味という点ではイマイチかもしれませんが、普通に走れば馬券圏内が濃厚に感じる1頭ですかね

前走のリゲルSでは2番手から抜け出しての勝利でした。

ハイペースの逃げ馬から少し離れたポジションを気持ち良く追走できたので、やや展開有利な部分はあったと思うのですが、それでもセッションや今回ライバルとなるキープカルムに勝ち切ったのは能力があると考えてよさそうです。

中京競馬場はこれまで何度も経験してますし、好走実績もある舞台へのコース変わりはこの馬にとってプラスに働きそうです。また、主に使ってきた1400mでは追走に苦しんで差し届かずな場面が何度かあったことを考えると、1600m戦こそがしっかりと力を発揮できる舞台とも言えそうです。鞍上はルメールから川田騎手へ乗り替わるものの、超一流のジョッキーですし、強い競馬を見せてくれるんじゃないでしょうか。

前走のリゲルSでは中団から脚を伸ばしての3着でした。

今回ライバルとなるシャドウフューリーよりも斤量が1.0kg軽い状態で0.2秒差をつけられての完敗で、ちょっと力の差を感じさせられるレースだったように思います。というよりかはポジション取りの差が相当大きく、ルメールや坂井瑠騎手の上手さが際立ったレースだったのかなと。

今回舞台となる中京競馬場では一度も走った経験がなく、左回りと言えば新潟1600mで好走実績があるものの条件が違いすぎて参考にはならず、舞台適性としては未知数。ただ、能力面というか素質面で見れば若い頃に京都2歳Sでシンエンペラーやダノンデサイルと同等の走りを見せていたあたり良いモノは持ってると言えますし、ここでいきなり本格化しても驚けませんよね。

1枠の複勝率が30%超えで最も高いです。2～4枠も優秀な数字が並んでいて、逆に5～8枠はちょっとイマイチな成績が続いていることから、外枠よりも内枠が強いレースと言えそうです。とは言え、中京で開催された2021年に14番人気のエントシャイデンが7枠から逃げて3着に残す大激走を見せているので、「単純に外目の枠だから消し」と判断するのは危険な気がしますね。

先行馬と差し馬が好走数でほぼ互角の数字を残していて、馬券の中心は中団前後で競馬できる馬になりそうです。ただ、好走率で見ると先行馬が一歩リードしていますので、軸馬にするならある程度前目で競馬できるタイプが良いのかなと。追込み馬からも勝ち馬が出ていることから、直線一気が決まらないことはなさそうですが、好走率で見るとかなり低いので最後方から競馬するタイプはちょっと狙いにくいイメージですね。

1,2番人気の複勝率が40%で、低い数字ではないものの人気とのバランスを考えるとちょっと信頼するのが怖い気がしますね。その下の3～5番人気の数字を見ても上位人気とそれほど変わらないことから、狙うのであれば伏兵ポジションの馬の方が妙味がありそうです。また7番人気の複勝率が30%もあるので、積極的に中穴を狙うのも面白いと考えます。

前走リゲルS組から勝ち馬が多く、富士SやマイルCSなどハイレベル重賞組と同等かそれ以上の成績を残しているので注意が必要ですね。数字で見るとどのクラスからも満遍なく好走馬が出ていますので、前走レースで好走馬を見つけるのはちょっと難しい気がします。

4～6歳馬の成績が良いレースです。普段であれば6歳馬はやや高齢に思って軽視しがちですが、今回はしっかり走ってくるので注意が必要です。7歳馬以上になると一気に好走率が低くなるので、少し割り引きが必要なのかもしれませんね。

7歳以上
ゴールデンシロップ
サクラトゥジュール
シュバルツカイザー
メイショウチタン

過去10年の単勝人気別成績を見ると、1番人気馬は連対率が20.0%に、3着内率が40.0%にとどまっている。また、過去10年の3着以内馬30頭中11頭は6番人気以下だった。上位人気馬だけでなく、人気薄の馬にも注目しておくべきだろう。

JRAデータ分析

過去10年の年齢別成績を見ると、7歳以上の馬は優勝例がなく、3着以内に入った馬も3頭にとどまっている。6歳以下の比較的若い馬を重視した方がよさそうだ。

JRAデータ分析

7歳以上
ゴールデンシロップ
サクラトゥジュール
シュバルツカイザー
メイショウチタン

過去10年の前走の着順別成績を見ると、11着以下だった馬は3着内率5.6%と苦戦している。大敗直後の馬は過信禁物とみるべきだろう。

JRAデータ分析

前走11着以下
オーキッドロマンス
コナコースト
コレペティトール
サクラトゥジュール
セオ
マテンロウオリオン
メイショウチタン

過去10年の前走の単勝人気別成績を見ると、前走で9番人気以下だった馬は3着内率7.0%と苦戦している。直近のレースを比較する際は、そこでの単勝人気もチェックしておいた方がよさそうだ。

JRAデータ分析

前走9番人気以下
コナコースト
コレペティトール
ゴールデンシロップ
シュバルツカイザー
セルバーグ
マテンロウオリオン
メイショウチタン

過去10年の優勝馬10頭は、いずれも前走の4コーナー通過順が3番手以下だった。前走の4コーナーを2番手以内で通過していた馬は、勝つ可能性が低いとみておくべきかもしれない。また、この10頭は年齢が6歳以下だった点も共通している。

JRAデータ分析

前走の4コーナー通過順が3番手以下・6歳以下
アスクコンナモンダ
ウォーターリヒト
コナコースト
コレペティトール
セルバーグ
フィールシンパシー
マテンロウオリオン
ロジリオン

1週前追い切り（12/25・水）
栗東CW
6F 79.4-64.7-50.4-36.1-11.3（映像なし）

最終追い切り（1/2・木）
栗東坂路
800m 54.0-39.5-25.7-12.7（映像なし）

最終追い切りは、栗東坂路・単走で4ハロンが54.0→ラスト1ハロンが12.7でした。

時計としては平凡ですが、前走（リゲルS・1着）の最終追い切りも坂路でコレぐらいの時計だったので特に問題はなさそうです。

今回は1週前追い切りが良く、前走時よりも時計をかなり縮めてきてるあたり、良い状態にあると判断します。

1週前追い切り
前走とのレース間隔が狭いので、軽い追い切りのみ

最終追い切り（12/31・火）
栗東CW
5F 68.1-52.9-37.4-11.3（映像なし）

最終追い切りは、栗東CWで4ハロンが52.9→ラスト1ハロンが11.3でした。

全体時計は結構速く、ラスト1ハロンが11.3はかなり好時計ですね。前走（ターコイズS・3着）の最終追い切りとほぼ同等で、引き続き状態は良さそうです。

休み明けの前走を叩いてパフォーマンスを上げてきそうですし、今回狙ってみたいですね。

1週前追い切り（12/25・水）
栗東CW
7F 98.8-81.8-66.6-52.1-37.0-11.2（末強め）

最終追い切り（12/31・火）
栗東坂路
800m 60.0-43.8-28.7-14.4（馬なり）

最終追い切りは、栗東坂路・単走で4ハロンが60.0→ラスト1ハロンが14.4でした。

時計としては超絶平凡ですが、ほぼランニング程度で速く走らせようとはしてないですし、調整程度っぽいですね。（というか、コレが最終追い切りではなさそうなのですが、他に情報がなく…）

1週前追い切りを見ると、Wコースで4ハロンが52.1→ラスト1ハロンが11.2とかなりキレてます。好走時（ポートアイランドS・1着）の1週前追い切りも好時計でしたが、ラスト1ハロンのキレは今回の方が上ですし、好仕上がりにあると判断します。

着順で見ると6着に敗れてますが、ハイペースでラストに外の差し馬が突っ込んでくる展開を先行したのでアレは苦しい戦いでした。その中でもしっかりと脚を伸ばしてフィアスプライド(ヴィクトリアマイル2着馬)と0.2秒差は強かったと考えます。

今回はこれまでずっと乗っていた横山琉騎手から坂井瑠騎手へ鞍上が変わります。坂井騎手は前で競馬するのががめちゃくちゃ上手いのでフィールシンパシーとは手が合いそうですし、東京大賞典・チャンピオンズCで優勝、ジャパンCでも2着と大舞台での実績も豊富なので、この乗り替わりのタイミングで狙いたいです。