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キーンランドカップ2024予想|ナムラクレアの連覇を阻止する馬は?激推し穴馬を傾向データ・調教・展開から分析

キーンランドカップ2024予想
ジナケイバ公式ライン
この記事をざっくり言うと…

こんにちは、ジナケイバのイノウエです。

今回はキーンランドカップ2024を徹底分析し、予想します。

  • キーンランドカップってどんなレース?過去傾向は?
  • 好データ&割引データに該当した馬、追い切りが良かった馬、どんな展開になるかを教えて!
  • 激推し穴馬&危険な人気馬が知りたい!

そんな人は、ぜひこの記事読んでいただき、馬券検討の参考にしてください!

札幌記念
【予想】◎ノースブリッジ→1着
【買い目】◎単勝 的中!
【追い切り評価】1位ノースブリッジ→1着
【ピックアップデータ】ノースブリッジ→1着

▼今週の予想はこちら
関連阪神カップ予想と買い目
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目次

予想印発表 

◎:10サトノレーヴ【牡5・レーン】

通算成績6-1-0-1
ロードカナロア
母(母父)チリエージェ(サクラバクシンオー)
前走(クラス/コース)函館SS(GⅢ/函館芝1200m):1着

キーンランドカップ2024の本命はサトノレーヴにしました

理由は以下のとおりです。

  • 前走が非常に強い内容
  • 追い切り評価】第1位
  • 展開が向きそう
  • 好枠を引いた
  • レーン騎手

まず前走、初めてのスプリント重賞でしたが、他の馬を行かせて2列目にぴったりつけ、直線でスッとギアチェンジして楽に抜け出すと、その後は最後は流す余裕があったほどの楽勝でした。全く底を見せておらず、「GⅠでもいい勝負が出来そう」くらいの印象を受けました。そんな高い能力を持った馬が、追い切りで抜群の動きを見せ、好枠を引き、【展開予想】でもお伝えしたように展開が向きそうで、さらに鞍上が世界的名手のレーン騎手となれば、買わない理由がありません。さらに、当日どうなるかはわかりませんが、想定オッズに近ければ期待値がとても高いと考えています。いずれにせよ、1番人気になることはないでしょう。

相手は強いですが前哨戦のここなら抑えて勝利できると思います。

○:4モリノドリーム【牝5・ルメール】

通算成績5-2-1-8
モーリス
母(母父)グロリエッテ(アドマイヤムーン)
前走(クラス/コース)青函S(オープン/函館芝1200m):1着

理由は以下のとおりです。

ルメール騎手に関しては説明不要でしょう。こちらのコースでも非常に良い成績を残しています。前走はオープン特別とはいえ明らかな内前有利の展開を、まとめて差し切り勝利した点を評価。斤量差はあったものの、ビッグシーザーに大きく差をつけています。晩年になり本格化する馬が多いモーリス産駒らしく、ここへきて良くなってきた印象。加えて、北海道での成績が【5-0-0-0】とパーフェクト。洋芝が合わないわけがありません。

上記のように買える材料が多かったので、対抗評価としました。

▲:3プルパレイ【セ5・佐々木】

通算成績4ー3ー1ー15
イスラボニータ
母(母父)マイジェン(Fusaichi Pegasus)
前走(クラス/コース)UHB賞(オープン/札幌芝1200m):1着

理由は【激推し穴馬】でお伝えしたとおりです。

△:2ナムラクレア【牝5・浜中】

通算成績5-5-4-3
ミッキーアイル
母(母父)サンクイーンⅡ(Storm Cat)
前走(クラス/コース)高松宮記念(GⅠ/中京芝1200m):2着

実績、能力は間違いなくナンバーワンです。しかし、【追い切り評価】でお伝えしたように、動きの質は高いものの、動きが明らかに前哨戦仕上げでした。加えて、差し脚質のナムラクレアにとって、1枠は競馬がしにくいでしょう。

ただ、先ほどもお伝えしたように、能力は間違いなく最上位であり、スムーズに競馬が出来ればこの仕上がりでも勝ち負けのラインにはあると思うので無印にはできませんでした。おそらく馬券は買いませんが。

買い目公開 

キーンランドカップ2024|概要

開催日時/場所2024/8/25(日)
2回 札幌6日 11R
レース名(グレード)キーンランドカップ(GⅢ)
出走条件3歳上オープン
(国際)(別定)
使用コース芝右1200m(Cコース)

まずはキーンランドカップ2024がどんなレースなのか、以下の4つを紹介します。

  • コース解説
  • 出走馬
  • 過去のレース動画
  • 過去5年の3連単配当

札幌競馬場芝1200mコース解説

札幌競馬場芝1200mコース図

スタート地点は向こう正面の2コーナー奥ポケットです。スタートしてから向こう正面を400mほど走った先に最初のコーナーがあり、その間のほとんど高低差はありません。3.4コーナーは緩やかで大きなコーナーとなっているためそこまで減速しなくてもコーナーを回ることができます。最後の直線はAコース使用時で266m、Cコース使用時は269mです。そして、大きな特徴として100%洋芝であることが挙げられます。

洋芝の特徴

日本の競馬場に敷かれている芝は、大きく分けて『野芝』と『洋芝』と『オーバーシード(野芝と洋芝を混合)』の3種類。とりわけ北海道にある札幌競馬場・函館競馬場は、本州と比べ寒冷地であり野芝が育たないため、100%洋芝が敷かれているのが大きな特徴です。洋芝は野芝と比較し、クッション性が高い分パワーが必要で、時計がかかりやすいといった大きな特徴があります。そのため、野芝やオーバーシードを敷いた競馬場のスピード競馬に対応できず凡走が続いていたのに、北海道開催になると別馬のように好走する『洋芝巧者』が存在するほどで、競走馬にとって芝の違いによる影響は大きいようです。

札幌のスタンド前直線はJRAの全競馬場の中でももっとも短い直線です。そのため、いかに前目を確保できるかがポイントとなり、基本的には逃げや先行馬が押し切りやすい舞台となっています。差しや追い込み馬が好走するには、コーナーでまくりを決めるか、もしくは馬場の痛みが少ない外目から仕掛けるかがポイントになります。

札幌競馬場芝1200mが得意
武豊騎手、ルメール騎手
ロードカナロア・キングカメハメハ・ハーツクライ産駒

札幌競馬場芝1200mが苦手
3枠
ディープインパクト産駒

札幌競馬場芝1200mの特徴や過去傾向、攻略方法の詳しい解説はこちら
関連札幌競馬場芝1200mの特徴と傾向まとめ|攻略方法も一挙公開

出走予定馬

枠順馬名
想定オッズ
馬齢
脚質
斤量
騎手
調教師
1オオバンブルマイ
6.1
牡4
【・先・差】
57.0
武豊
吉村(西)
2ナムラクレア
2.9
牝5
【・先差・】
55.0
浜中
長谷川(西)
3プルパレイ
26.1
セ5
【・先・追】
57.0
佐々木
須貝(西)
4モリノドリーム
11.3
牝5
【・先差・】
55.0
ルメール
鹿戸(東)
5シナモンスティック
107.3
牝5
【・先・・】
55.0
丹内
宗像(東)
6エイシンスポッター
16.3
牡5
【・・・追】
57.0
モレイラ
吉村(西)
7マテンロウオリオン
105.8
牡5
【・・・追】
57.0
横山典
昆(西)
8ゾンニッヒ
13.8
牡6
【・先差・】
57.0
川田
池江(西)
9エドヴプレ
12.8
牝3
【逃先差・】
53.0
藤岡佑
藤岡(西)
10サトノレーヴ
4.1
牡5
【・先・・】
57.0
レーン
堀(東)
11シュバルツカイザー
224.1
セ6
【・先差・】
57.0
大野
大竹(東)
12ビッグシーザー
17.5
牡4
【・先差・】
57.0
坂井
西園正(西)
13ジュビリーヘッド
151.7
牡7
【・先差・】
57.0
ホー
西園翔(西)
14ダノンマッキンリー
18.1
牡3
【・先・追】
55.0
戸崎圭
藤原(西)
15オタルエバー
33.0
牡5
【逃先差・】
57.0
松山
中竹(西)
16セッション
39.8
牡4
【・先・・】
57.0
ティータン
斉藤(西)

過去のレース結果(動画)

過去5年間の3連単配当

開催年3連単配当
2023年30,280円
2022年56,190円
2021年267,390円
2020年95,670円
2019年4,480円

想定オッズ上位馬3頭紹介

キーンランドカップ2024の想定オッズ上位3頭が、どんな馬なのか解説します。ポジティブデータとネガティブデータを合わせてご紹介!

ナムラクレア【牝5・浜中】

通算成績5-5-4-3
ミッキーアイル
母(母父)サンクイーンⅡ(Storm Cat)
前走(クラス/コース)高松宮記念(GⅠ/中京芝1200m):2着

昨年の同レース勝ち馬。満を持して出走した昨年秋のGⅠスプリンターズSは、1番人気に支持されたものの3着と勝ち切れず。明けた今年春のGⅠ高松宮記念でも、2番人気で2着と惜敗してしまいました。GⅠタイトルこそ獲得してないものの、いつも中心視される存在で、間違いなく現スプリント界トップクラスの実力の持ち主と言えます。

勝負どころでの反応の良さと、ギアチェンジしてからの鋭い伸び脚が持ち味。重馬場だった昨年の同レースや、前走GⅠ高松宮記念(重)、昨年の高松宮記念(不良)で好走していることから、渋った馬場を苦にしないパワーも兼ね備えていることがうかがえます。

欠点の少ないナムラクレアですが、あえてあげるとすれば、間違いなくここがメイチではないという事。勝利した昨年は、高松宮記念の後ヴィクトリアマイルを使っており、間隔は今回より短かった。約5ヶ月ぶりの実戦でどこまで状態が上がっているか、追い切りに注目です。

ポジティブデータ
北海道【2-0-0-0】
芝1200m【5-2-2-1】

ネガティブデータ
前走高松宮記念【0-0-2-3】

サトノレーヴ【牡5・レーン】

通算成績6-1-0-1
ロードカナロア
母(母父)チリエージェ(サクラバクシンオー)
前走(クラス/コース)函館SS(GⅢ/函館芝1200m):1着

5歳馬ながらキャリアはわずか8戦と馬はまだ若い。しかもその8戦が【6-1-0-1】とほぼ完璧な競馬。しかも馬券外だったのは、適距離ではない上に重馬場で相手も強力だった、GⅡ阪急杯(阪神1400m)の4着だけです。前走は、初のスプリント重賞でしたが、抜け出してから2着以下に差を詰められることはなく、むしろ最後は流す余裕があったほど。全く底を見せていません。

レースセンスの高さが持ち味で、先行しても控えても競馬が出来る点が強み。さらに、追われてからの反応の良さが抜群で、そのキレ味は間違いなく一級品です。

力はここでも十分通用するでしょうが、週末の雨予報が気になります。というのも、唯一馬券外となったGⅡ阪急杯は重馬場でした。騎手は「馬場も苦手な感じはなかった」とコメントしていたものの、どちらかと言えばパワーよりもスピード型で、雨がプラスに働くとは考えにくいですね。名手レーン騎手を背にここを勝利し、秋のスプリント路線の主役に躍り出られるでしょうか。

ポジティブデータ
芝1200m【5-1-0-0】

ネガティブデータ
特になし

オオバンブルマイ【牡4・武豊】

通算成績4-0-1-3
ディスクリートキャット
母(母父)ピンクガーベラ(ディープインパクト)
前走(クラス/コース)チャンピオンズマイル(GⅠ/香港シャティン芝1600m):10着

京王杯2歳S、アーリントンカップの、世代重賞2勝しているオオバンブルマイ。NHKマイルを3着とした後、オーストラリア、香港と渡り歩き、休養を経て国内では古馬と初対決となります。

キレる脚はないものの立ち回りが上手く、追われてからジワジワと伸びる脚が武器。鞍上には【1-0-1-0】と相性の良い武豊騎手が継続騎乗します。札幌にめっぽう強く心強いですね。

不安材料は、一気の相手強化と初めてのスプリント戦という点。重賞を勝っているとはいえ、相手が楽だった説は否定できません。加えて、海外帰り初戦ということ、状態面はしっかり見極めたいですね。どこまでやれるか、今後の路線を決める上でも重要な一戦となります。

ポジティブデータ
国内芝【3-0-1-1】

ネガティブデータ
キーンランドカップ武豊騎手【0-0-1-8】

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過去10年間レース傾向・データ分析

ここからは、キーンランドカップ過去10年の傾向と、重要データを紹介します。

枠順別

枠順着順勝率
連対率
複勝率
1枠0-0-1-170.0
0.0
5.6
2枠0-0-1-160.0
0.0
5.9
3枠0-2-0-170.0
10.5
10.5
4枠2-3-1-1410.0
25.0
30.0
5枠0-1-2-170.0
5.0
15.0
6枠3-1-1-1515.0
20.0
25.0
7枠4-1-2-1320.0
25.0
35.0
8枠1-2-2-155.0
15.0
25.0

明らかな内枠不利。毎週重賞の過去データをチェックしていますが、ここまで極端に偏りが出るのは極めて稀です。過去には1番人気に推された重賞5勝馬ダイアトニックも、1枠1番から15着に大敗するなど、人気馬の凡走もしばしば見られます。枠順は要チェックですね。

1.2枠
オオバンブルマイ
ナムラクレア
プルパレイ
モリノドリーム

脚質別

脚質着順勝率
連対率
複勝率
逃げ1-2-2-510.0
30.0
50.0
先行2-3-3-315.1
12.8
20.5
差し6-3-4-4011.3
17.0
24.5
追込1-2-1-472.0
5.9
7.8

差し馬が過去10年で最多の6勝をあげており、決め手が上位の馬はチェックしておきましょう。

反対に、追い込み馬には厳しい傾向がでています。直線の短いこちらのコースで、4コーナーで後ろにいてはさすがに届かないということでしょうか。大幅な割引が必要です。

脚質の傾向については、【重要データ③】で詳しく解説します。

※【重要データ③】で明記します。

※【重要データ③】で明記します。

人気別

人気着順勝率
連対率
複勝率
1番人気3-2-1-430.0
50.0
60.0
2番人気1-4-1-410.0
50.0
60.0
3番人気2-0-2-620.0
20.0
40.0
4番人気0-1-1-80.0
10.0
20.0
5番人気1-0-2-710.0
10.0
10.0
6番人気1-0-0-910.0
10.0
10.0
7番人気0-1-0-90.0
10.0
10.0
8番人気1-1-0-810.0
20.0
20.0
9番人気0-1-3-60.0
10.0
40.0
10番人気~1-0-0-631.6
1.6
1.6

1.2番人気は、複勝率を見るとまずまずの安定感。上位人気に推された馬には逆らいにくいですね。

一方で10番人気以下の馬が馬券になったのは、過去10年でたった1度だけ。別定戦で有力馬の始動戦となる場合も多い同レースらしい傾向です。大穴馬は基本的に軽視で良いでしょう。

前走レース別

レース名着順勝率
連対率
複勝率
函館SS3-2-3-278.6
14.3
22.9
UHB賞(別定)0-1-0-30.0
25.0
25.0
高松宮記念0-0-2-30.0
0.0
40.0
青函S0-0-1-20.0
0.0
33.3
アイビスSD1-0-1-127.1
7.1
14.3

函館SS組の出走数がダントツに多く勝ち馬も出ていますが、凡走も多いので特別視する必要はなさそう。

前走レースからの傾向の偏りはほとんどないようです。

前走距離別

前走距離着順勝率
連対率
複勝率
1000m1-0-1-136.7
6.7
13.3
1200m7-9-7-946.0
13.7
19.7
1400m0-0-1-50.0
0.0
16.7
1600m2-1-1-1014.3
21.4
28.6

前走1000m組は、ほとんどがGⅢアイビスSD組。相性が良いとは言えません

中心は1200m組ですが、注目すべきは1600m組でしょう。馬券外もそこそこありますが、該当馬が少ない中2勝をあげているのは優秀です。距離短縮でも、スプリント重賞のスピードに対応できるようなら軽視は禁物だと言えます。

前走1600m
オオバンブルマイ

前走1000m
該当馬なし

年齢別

先週の札幌記念は6歳馬のワンツー決着でしたが、こちらのレースは6歳以上の好走率は極めて低いという傾向が出ています。短距離はスピードが重要で、イケイケの若駒の方がスピード値が高いという事でしょう。6歳以上は大幅な割引が必要です。

年齢着順勝率
連対率
複勝率
3歳2-3-0-188.7
21.7
21.7
4歳4-4-4-2211.8
23.5
35.3
5歳3-2-3-357.0
11.6
18.6
6歳0-1-1-230.0
4.0
8.0
7歳~1-0-2-263.4
3.4
10.3

6歳以上
シュバルツカイザー(6歳)
ジュビリーヘッド(7歳)
ゾンニッヒ(6歳)

東西別

東西着順勝率
連対率
複勝率
関東馬4-3-4-526.3
11.1
17.5
関西馬6-7-6-706.7
14.6
21.3

関西馬がやや優勢ではあるものの、予想する上での大きなファクターとはならなさそうです。

重要データ①:通算出走数に注目

過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、通算出走数が23戦以内だった。一方、24戦以上だった馬は3着内率7.1%と苦戦している。キャリアが豊富な馬は疑ってかかるべきだろう。

JRAデータ分析

キャリア24戦以上
シナモンスティック
ジュビリーヘッド
ゾンニッヒ

重要データ②:年明け以降の重賞での成績がカギ

過去10年の3着以内馬延べ30頭中27頭は、「同年のJRAの出走頭数が13頭以上だった1200メートル以上の重賞」において7着以内となった経験がある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率4.8%と苦戦している。今年に入ってから13頭以上で行われた1200メートル以上の重賞で7着以内がない馬は、過信禁物とみておきたい。

JRAデータ分析

「同年のJRAの出走頭数が13頭以上だった1200メートル以上の重賞」において7着以内となった経験なし
エイシンスポッター
オオバンブルマイ
シュバルツカイザー
シナモンスティック
ジュビリーヘッド
プルパレイ
マテンロウオリオン
モリノドリーム

重要データ③:前走での位置取りも見逃せないポイント

過去6年の3着以内馬延べ18頭中16頭は、前走が国内かつ直線コースではなかったうえ、前走の4コーナー通過順が2番手から12番手だった。一方、先頭もしくは13番手以下だった馬は全て4着以下に敗れている。前走の4コーナーを先頭で通過していた馬や、13番手以下で通過していた馬は、評価を下げるべきだろう。

JRAデータ分析

前走の4コーナーを先頭or13番手以下
セッション
マテンロウオリオン

【傾向データまとめ】複数該当馬

過去10年の好データに複数該当した馬および、割引データに複数該当した馬は以下のとおりです。

プラス要素2つ以上に該当該当馬無し
マイナス要素2つ以上に該当ジュビリーヘッド
ゾンニッヒ
シュバルツカイザー
シナモンスティック
マテンロウオリオン
プルパレイ
モリノドリーム

プラス要素が多いほど過去の好走馬と類似しており、同レースへの適性が高いと言えそう

一方、マイナス要素が多いほど同レースへの適性が低く、好走が難しくなる傾向にあります

【編集部イチオシ】ピックアップデータ

キーンランドカップ過去10年の傾向から、ジナケイバ独自の視点でピックアップしたデータを紹介します。

前走勝ちor着差0.0秒差の負け×前走函館or中京×前走上がり2位以内

キーンランドカップ過去10年において、上記データに該当した馬の成績が非常に良かったので、該当する馬は要チェックです。

着度数勝率連対複勝単回複回
2-1-1-233.350.066.7591210
ピックアップデータ該当馬
  • ナムラクレア
  • モリノドリーム

【編集部イチオシ】追い切り評価トップ3

追い切りを履歴、時計、映像、陣営コメントから総合的に判断し、高評価だった馬トップ3を発表します。

3位:ナムラクレア【牝5・浜中】

1週前追い切り(8/14・水)
函館 芝 (不良)
5F 69.6-53.1-39.0-11.9(末強め)

最終追い切り(8/21・水)
札幌 芝 (良)
5F 63.5-48.5-34.5-11.1(末強め)

一週前、最終追い切りともに、単走で馬なりからラストだけ促すカタチ。走りのバランスはさすがで、リズム良く走れていました。ただ、あくまでも前哨戦仕上げで、動きを見てもまだ上があるのは明らか。とはいえ、横の比較でレベルが高く、時計面からも十分に動ける状態にはありそうで、第3位としました。

2位:エドヴプレ【牝3・藤岡佑】

1週前追い切り ※履歴無し

最終追い切り(8/21・水)
函館 W (良)
5F 67.2-52.1-38.5-12.3(末強め)

映像のあった最終追い切りの動きが非常に良く、前走時より活発に映りました。四肢の動きが柔らかく、非常にスムーズで推進力もあって良かったです。促されてからの伸びは目を見張るものがありました。休み明けを感じさせない素軽い動きで、状態が良さそうな点を高く評価し、第2位とします。

1位:サトノレーヴ【牡5・レーン】

1週前追い切り(8/14・水)
函館 芝 (不良)
5F 65.9-50.3-36.8-11.6(末強め)

最終追い切り(8/21・水)
函館 ダート (良)
6F 86.4-69.3-53.3-38.3-12.4(馬なり)

一週前は、不良馬場ということもあり少しモタモタするところはあったものの、バランス、リズムは良く状態は問題なさそうでした。最終追い切りは、一週前より気合い乗りが良く見えました。しかし、掛かっているわけではなくコントロールはきいており、いい意味でスイッチが入ったと捉えたい。勝った前走と遜色のない動き、気合い乗りで、高いレベルで状態をキープしていると見て第1位とします。

展開予想

出走馬の脚質、枠順、騎手、馬場状態から展開を予想。詳細は以下のとおりです。

予想ペース:ミドルペース

位置馬番
逃げ
先行③④⑤⑨⑩⑪⑫⑬⑯
中団①②⑭⑮
後方⑥⑦⑧

スプリント戦にしては珍しく、主張しそうな馬は見当たりません。プルパレイ、シナモンスティック、エドブプレ、セッションあたりがハナ候補となりますが、並びを考慮してここはプルパレイがハナに立つと予想します。前走はすんなりゲートを出ましたし、去勢してからコントロールがきいている模様。騎手としても控えて包まれてしまうくらいなら、主張して楽に運んだほうが得策と考えるのではないでしょうか。

そうなったと仮定して、他に主張してくる馬がいないので、隊列が決まればペースは落ち着きそう。例年よりもゆったりとした、ミドルペースと予想します。そうなれば、展開が向くのは先行押し切りタイプ。スタートを決めて、ある程度位置を取れた馬が、緩いペースで足も溜まり有利になると予想します。一方で、中団から後方からとなる馬は、よほど決め手があるか早めから位置を上げられる器用さがないと厳しいとみて軽視します

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【編集部イチオシ】激推し穴馬

これまで解説したさまざまなファクターから導き出した、期待値の高い『激推し穴馬』を紹介します。

激推し穴馬:3プルパレイ【セ5・佐々木】

通算成績4ー3ー1ー15
イスラボニータ
母(母父)マイジェン(Fusaichi Pegasus)
前走(クラス/コース)UHB賞(オープン/札幌芝1200m):1着

激推しポイント①:展開が向きそう

展開予想】でもお伝えしたとおり、逃げたい馬がいません。近走は先行し、早めに抜け出して押し切る競馬で結果が出ている同馬。周りの出方によっては逃げの手を打つ可能性もあるんじゃないかと思っています。ペースが落ち着けば脚も十分溜まるでしょうし、しぶとく粘り込むシーンがあるのではないかと思っています。

激推しポイント②:好枠を引いた

枠、並びともに絶好枠を引きました。陣営も内枠を希望したようで、願ったり叶ったりといったところでしょう。運も味方にし、激走する気配プンプンです。

激推しポイント③:近走は1200mで安定感抜群

過去には難しい気性で結果が出ていなかった同馬ですが、去勢後徐々に安定し、1200mに活路を見出しました。近5走は、1200m戦で【1-1-1-1】と安定した成績を残しています。今回も、上位人気馬こそGⅠ級の能力があるでしょうが、それ以下の馬たちはこれまで戦ってきた相手とさほど変わらない。前走でしっかりと勝ち切っているように、この条件なら馬券になる可能性は十分にあるでしょう。想定10番人気は明らかな過小評価で、妙味ありです

キーンランドカップ2024に関するよくある質問

キーンランドカップ2024の芸能人(有名人)予想が知りたいです。

芸能人予想は下記記事群で紹介しています。

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発走時間は15:35です。

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キーンランドカップ2024|予想まとめ

今回は、キーンランドカップ2024を徹底分析し、予想しました。

夏競馬のGⅢながら「ワールドオールスタージョッキーズ」でレーン騎手、モレイラ騎手などそうそうたる顔ぶれが集結しています。名前を聞いただけで馬券になりそうですね。追い込み脚質のエイシンスポッターなんかは、展開が向きそうにないので軽視しましたが、先行意識の強いモレイラ騎手なら新しい一面を引き出すんじゃないかと思い怖い一頭だなと思っています。いずれにせよ、盛り上がっていいですね。地方の吉村騎手にも頑張って欲しいですし、どのジョッキーが優勝するのか楽しみたいと思います。

それでは、みなさんに爆益あれ!

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この記事を書いた人

競馬歴17年
9歳の時ダビスタ3で競馬を知った
オルフェーヴルのような男に憧れている

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