- 凱旋門賞2023の予想を様々な角度（過去傾向・データ）から分析
- 競馬歴17年の筆者が予想印と買い目を公開
- 当記事を見れば凱旋門賞2023の予想が網羅できる
こんにちは、ジナケイバのイノウエです。
今回は凱旋門賞2023を徹底分析し、予想します。
- 凱旋門賞ってどんなレース？
- どんなメンバー？
- 過去傾向は？
そんな人は、ぜひこの記事読んでいただき、馬券検討の参考にしてください！
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凱旋門賞2023｜概要
10月1日（日曜） パリロンシャン競馬場（フランス）
第4レース 3歳以上 牡・牝 2,400メートル（芝・右）
賞金総額 5,000,000ユーロ 1着賞金 2,857,000ユーロ
発走予定時刻 10月1日（日曜）23時05分（現地時間 16時05分）
まずは凱旋門賞2023はどんなレースなのか、以下の3つを紹介します。
- コース解説
- 出走馬
- 過去のレース動画
パリロンシャン競馬場2400mコース解説
パリロンシャン競馬場のレースは右回りで行われ、大（2750m）、中（2500m）、小（2150m）の周回コースのほか、向正面の大コーナー付近から延びる引き込み線の新コース（1400m）、さらにスタートからゴールまでを向正面で完結させる直線コース（1000m）の計5コースからなる。スタンド前の直線には設定距離によって使い分ける2つのゴール板があり、最終コーナーから手前のゴールまでは533m、奥は650mとなっている。
凱旋門賞とニエル賞ら前哨戦3レース（2400m）は大コースを舞台とし、スタート地点はグランドスタンドから見て左手奥の風車前に置かれる。ゴールまでの全景は京都競馬場の外回り1800mを拡大するとイメージしやすい。コースは「約1000mのバックストレッチ」と「約900mのコーナー」、そして「スタンド前の直線533m」の3パートに大別され、それぞれにポイントがある。
向正面の直線約1000mでは、400mを通過する辺りから10mの勾配を駆け上がって頂上に到達し、すぐに下りのコーナーセクションへと移る。勾配の比較では3倍余りになるが、この辺りは淀の坂越えを彷彿とさせる。もともと序盤から抑えたペースになりやすいうえ、ゲートを出て間もなく上り坂を迎えるため無理もできず、隊列は早く決まる傾向。その分だけポジション争いは厳しくなる。
コーナーは二段階に分けて回る形になり、直線1000mコースをまたいだ先に待ち構える「フォルスストレート」が重要なポイント。下り坂で我慢を重ねてきた馬が、最後の直線と勘違いして行きたがる場合もあり、ここで無駄な動きをすると終盤のスタミナロスに影響する。
フォルスストレートの終わりに差し掛かると、ラストスパートに備えて各馬が進出を開始するが、馬群の中から進路を確保していくのがセオリー。例年、凱旋門賞の開催週は仮柵を外した馬場の内側が良いため、よほど能力が高いか展開が向かない限り、外を通って差し切るのは難しい。最後の直線に坂はなく平坦。東京競馬場（約526m）とほぼ同じ、十分な長さがある。
JRA-VAN
| 馬 番 | ゲ ー ト 番 | 馬名 レーティング | 性齢・国 斤量 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 13 | シスファハン 115 | 牡5・ドイツ 59.5 | L.ディロジール |
| 2 | 4 | アヤザーク 110 | 牡4・フランス 59.5 | G.モッセ |
| 3 | 9 | オネスト 114 | 牡4・フランス 59.5 | M.ギュイヨン |
| 4 | 15 | シムカミル 117 | 牡4・フランス 59.5 | A.プーシャン |
| 5 | 6 | ベイブリッジ 122 | 牡5・イギリス 59.5 | R.キングスコート |
| 6 | 1 | ウエストオーバー 127 | 牡4・イギリス 59.5 | R.ホーンビー |
| 7 | 14 | フクム 128 | 牡6・イギリス 59.5 | J.クローリー |
| 8 | 11 | プラスデュキャルゼル 115 | 牝4・フランス 58.0 | M.バルザローナ |
| 9 | 5 | スルーセブンシーズ 117 | 牝5・日本 58.0 | C.ルメール |
| 10 | 3 | フリーウインド 114 | 牝5・イギリス 58.0 | L.デットーリ |
| 11 | 10 | ミスターハリウッド 115 | 牡3・ドイツ 56.5 | B.ムルザバエフ |
| 12 | 2 | フィードザフレーム 116 | 牡3・フランス 56.5 | C.スミヨン |
| 13 | 8 | エースインパクト 123 | 牡3・フランス 56.5 | C.デムーロ |
| 14 | 12 | ファンタスティックムーン 118 | 牡3・ドイツ 56.5 | R.ピーヒュレク |
| 15 | 7 | コンティニュアス 119 | 牡3・アイルランド 56.5 | R.ムーア |
過去のレース結果（動画）
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●マイルCSデータ紹介
今年5月の葵Ｓ以降京都で行われた8頭立て以上の重賞は11Ｒありますが、 その内9Ｒで好走しているのが「8枠」を引いた馬 Ｇ1でも秋華賞ではステレンボッシュが3着、 菊花賞ではヘデントールが2着、アドマイヤテラが3着、 そして先週エリザベス女王杯では12番人気のラヴェルが2着に好走しています マイルチャンピオンシップは昨年も8枠16番ナミュールが優勝、今年も「8枠」には注目ですね
●東京スポーツ杯2歳Sデータご紹介
過去10年人気別成績を見ると1番人気（4-1-2-3）複勝率70％、 2番人気（1-4-1-4）複勝率60％、4番人気（3-2-1-4）複勝率60％ 過去10年の好走馬30頭中19頭を占めるのが1.2.4番人気です 馬連で3頭ＢＯＸ買い続けるだけでも6回的中で回収率186.3％と優秀、 人気のチェックをお忘れなく！！
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単勝6点：580円 複勝6点：1,150円
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凱旋門賞2023｜過去10年間レース傾向・データ分析
ここからは、凱旋門賞過去10年の傾向を紹介します。
ゲート番別
| ゲート番 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 0 | 1 | 2 | 7 | 0% | 10% | 30% |
| 2 | 1 | 1 | 1 | 7 | 10% | 20% | 30% |
| 3 | 2 | 2 | 0 | 5 | 22.2% | 44.4% | 44.4% |
| 4 | 1 | 1 | 0 | 7 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
| 5 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0% | 0% | 10% |
| 6 | 2 | 0 | 0 | 8 | 20% | 20% | 20% |
| 7 | 0 | 0 | 1 | 8 | 0% | 0% | 11.1% |
| 8 | 0 | 1 | 0 | 10 | 0% | 9.1% | 9.1% |
| 9 | 0 | 1 | 2 | 7 | 0% | 10% | 30% |
| 10 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0% | 0% | 0% |
| 11 | 0 | 2 | 0 | 7 | 0% | 22.2% | 22.2% |
| 12 | 2 | 0 | 0 | 7 | 22.2% | 22.2% | 22.2% |
| 13 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0% | 0% | 0% |
| 14 | 1 | 0 | 0 | 8 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
| 15 | 1 | 1 | 1 | 5 | 12.5% | 25% | 37.5% |
| 16 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0% | 0% | 16.7% |
| 17 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0% | 0% | 0% |
| 18 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0% | 0% | 16.7% |
| 19 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0% | 0% | 0% |
| 20 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0% | 0% | 0% |
3番ゲート、15番ゲートはともに複勝率が高く優秀。一方で10番ゲート、13番ゲートは出走数が多いにも関わらずこれまで馬券になったことがなく、割引が必要です。
年齢別
| 年齢 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 以下 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 3 | 3 | 5 | 55 | 4.5% | 9.1% | 16.7% |
| 4歳 | 5 | 3 | 3 | 41 | 9.6% | 15.4% | 21.2% |
| 5歳 | 2 | 4 | 2 | 25 | 6.1% | 18.2% | 24.2% |
| 6歳 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0% | 0% | 0% |
| 7歳以上 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0% | 0% | 0% |
馬券の中心は3.4.5歳の若い馬。6歳以上は過去10年で一度も馬券になっていない。今回レーディング上位のフクムは6歳馬。データを超えられるか。
単勝オッズ別
| 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
|---|---|---|---|
| 10倍未満 | 14.6% | 24.4% | 39% |
| 10倍~29.9倍 | 5% | 17.5% | 22.5% |
| 30~49.9倍 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
| 50~99.9倍 | 0% | 0% | 4.5% |
| 100倍以上 | 2.3% | 2.3% | 2.3% |
基本的に単勝オッズ50倍以下の馬は消しでよさそうです。
牡牝別
| 性別 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 以下 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 性別 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 以下 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
| 牡馬・セン馬 | 4 | 7 | 9 | 106 | 3.2% | 8.7% | 15.9% |
| 牝馬 | 6 | 3 | 1 | 28 | 15.8% | 23.7% | 26.3% |
出走数は少ないものの、牝馬の活躍が目立ちます。斤量差がある分、有利になっているのかもしれません。
前走レース
| 凱旋門賞における成績 | |||
|---|---|---|---|
| 前走レース | 1着 | 2着 | 3着 |
| アイリッシュチャンピオンステークス（愛・G1） | 3 | 3 | 0 |
| ヨークシャーオークス（英・G1） | 2 | 2 | 1 |
| ヴェルメイユ賞（仏・G1） | 2 | 0 | 0 |
| フォワ賞（仏・G2） | 1 | 3 | 1 |
| バーデン大賞（独・G1） | 1 | 0 | 1 |
| セプテンバーステークス（英・G3） | 1 | 0 | 0 |
| ソードダンサーステークス（米・G1） | 0 | 1 | 0 |
| パリ大賞（仏・G1） | 0 | 1 | 0 |
| ニエル賞（仏・G2） | 0 | 0 | 2 |
| 英インターナショナルステークス（英・G1） | 0 | 0 | 1 |
| ムーランドロンシャン賞（仏・G1） | 0 | 0 | 1 |
| 英セントレジャー（英・G1） | 0 | 0 | 1 |
| 愛セントレジャー（愛・G1） | 0 | 0 | 1 |
| プランスドランジュ賞（仏・G3） | 0 | 0 | 1 |
アイリッシュチャンピオンステークスは凱旋門賞と相性が良いようです。次いでヨークシャーオークス、フォア賞から駒を進めた馬が好走している傾向にあります。
調教国別
| 調教国 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 以下 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フランス | 4 | 5 | 5 | 64 | 5.1% | 11.5% | 17.9% |
| イギリス | 4 | 2 | 3 | 18 | 14.8% | 22.2% | 33.3% |
| アイルランド | 1 | 2 | 1 | 25 | 3.4% | 10.3% | 13.8% |
| ドイツ | 1 | 0 | 1 | 5 | 14.3% | 14.3% | 28.6% |
| 日本 | 0 | 1 | 0 | 18 | 0% | 5.3% | 5.3% |
| チェコ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0% | 0% | 0% |
| オーストラリア | 0 | 0 | 0 | 1 | 0% | 0% | 0% |
| カタール | 0 | 0 | 0 | 1 | 0% | 0% | 0% |
地元フランスは当然ながら、イギリス勢の好走率の高さに注目です。日本含め、その他の国からの挑戦は、厳しい結果となっています。
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凱旋門賞2023｜情報
視聴方法
テレビ
①フジテレビ系列（民放）「Mr.サンデー×S-PARK 超合体SP」
10月1日（日曜）22時00分から24時40分（予定）
※番組内で生中継
②グリーンチャンネル（ケーブルテレビ）「2023凱旋門賞中継」
10月1日（日曜）22時00分から24時00分【無料放送（詳細はこちら）】
ラジオ
・ラジオNIKKEI第1（AMラジオ）「凱旋門賞実況中継」
10月1日（日曜）22時30分から23時30分（予定）
馬場状態と天気
10月1日（日）の天気予報
・晴れ
・最高気温27℃
10月1日（日曜）の馬場状態予測（散水も考慮）
・芝 稍重から良（BON SOUPLE à BON）
※当日の馬場状態はこちら（JRA公式）
凱旋門賞2023｜展開予想
| 位置 | 馬番 |
|---|---|
| 逃げ | |
| 先行 | ②④⑦⑪⑭ |
| 中団 | ③⑤⑥⑧⑨⑮ |
| 後方 | ①⑩⑫⑬ |
凱旋門賞2023｜有力馬
スルーセブンシーズ【牝5・日本】
| 父 | ドリームジャーニー |
| 母（母父） | マイティースルー（クロフネ） |
今回、唯一の日本からの出走馬。3歳時から活躍を期待されていたものの、なかなか結果が出ませんでしたが、5歳を迎え才能が一気に開花。リステッド競争の初富士Ｓを勝利すると、続く中山牝馬Ｓでは強烈な末脚を繰り出し重賞初制覇。その後、宝塚記念に出走し、勢いそのままにイクイノックスにクビ差2着に好走。もともと宝塚記念の後はエリザベス女王杯を予定していたが、世界ランク1位のイクイノックスと互角の勝負をしたことから急遽凱旋門賞への出走を決めました。
エースインパクト【牡3・フランス】
| 父 | Cracksman |
| 母（母父） | Absolutly Me（Anebaa Blue） |
地元フランスでは、無敗で仏ダービーを制した3歳馬エースインパクトに期待が集まっています。その仏ダービーが圧巻の内容でした。逃げる1番人気馬を、後方2番手から目が覚めるほどの強烈な末脚で捕らえると、そのまま突き抜け2着に3馬身差をつける圧勝。その後2か月ほど開けてGⅡ競争に出走し、そこでも危なげなく勝利。今回は初めての古馬との対戦、未経験の2400mなど未知な部分も多いですが、スケールの大きさで難なくこなしてくる可能性もありそう。世界的名手、C.デムーロ騎手の手綱捌きにも注目です。
フクム【牡6・イギリス】
| 父 | Sea The Stars |
| 母（母父） | Aghareed（Kingmambo） |
イギリスからの参戦で、レーティング128でトップのフクム。全弟が歴史的名馬バーイードという良血馬です。3歳から活躍した弟に対し、若い内はなかなか大きい舞台で活躍できなかったフクムですが、年を重ねるごとに着実に力をつけ、5歳の昨年ついにイギリスでGⅠホースとなりました。その後で骨折で約1年を治療に充て、復帰初戦となったGⅢ競争でいきなりの勝利。そして前走GⅠキングジョージ6世＆クイーンエリザベスSで、同じく凱旋門賞に出走するウエストオーバーとの壮絶な叩き合いをクビ差制してGⅠ2勝目を飾りました。過去傾向では6歳以降の馬は好走率が低いというデータがありますが、覆すことが出来るか注目です。
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凱旋門賞2023｜予想印発表
◎：馬番⑥（1番ゲート）ウエストオーバー
凱旋門賞2023の本命はウエストオーバーにしました。理由は、4歳となった今年の成績が高いレベルで安定していることと、1番ゲートはこの馬にとって競馬がしやすいと思ったからです。前走GⅠキングジョージ6世＆クイーンエリザベスSでは、敗れはしたものの、今回有力視されているフクムと最後まで激しい叩き合いを演じています。このレースと相性の良いイギリス馬ということも推せる材料です。総合的にプラス材料が1番多く、好走する確率が1番高いのではないかと思いました。
◯：馬番⑭（12番ゲート）ファンタスティックムーン
同舞台で行われたニエル賞を強い勝ち方で制しており、20頭立てのドイツダービーの勝ち馬。12番ゲートは過去10年間で2勝しており、不利はないでしょう。前述のニエル賞では、今回高く評価しているフィードザフレームに完勝。コース適性が高そうで、力を出しきれれば勝ち負けできるのではないかと思っています。
▲：馬番⑫（2番ゲート）フィードザフレーム
理由は、同舞台への適性が非常に高いと思ったから。前走、前々走と今回と同じロンシャン競馬場2400mで好走しています。ゲートが少し苦手なようで、後方からになりがちですが、ラストは確実に長く良い脚を使ってくるタイプ。6月に行われたフランスダービーでは、今回1番人気になりそうなエースインパクトに敗れていますが、スタートで挟まれる不利があって最後伸びあぐねた不完全燃焼の競馬でした。力負けではなさそうで、巻き返しに期待します。
△：馬番⑬（8番ゲート）エースインパクト
地元フランスで最も期待されている同馬。確かにフランスダービーの勝ち方はインパクト大ですね。そしてここまで無敗と言うのも期待してしまいます。日本で活躍するM.デムーロ騎手の弟であり、世界的名手のC.デムーロ騎手が手綱を取るというのも心強い。
ただ、これだけ人気を集めながら、初めての距離や古馬一線級との力関係など、不安材料が多いのも事実です。
よってここではあえて相手までとします。
☆：馬番⑨（5番ゲート）スルーセブンシーズ
結論から言うと、正直厳しいんじゃないかと思います。でも応援したいですよね。推せる材料としては、過去傾向で同レースと相性の良い牝馬であること、天気が良く極悪馬場にはならなそうなこと。特に後者は日本馬にとってかなり有利な材料と言えるでしょう。さらに加えれば、前走宝塚記念では、世界ランク1位のイクイノックスと差のない競馬をしていることも挙げられます。馬券的には軽視ですが、レースでは1番応援します。
凱旋門賞2023｜買い目公開
買い目の番号は『馬番』。『ゲート番』ではありませんのでご注意ください！
3連複フォーメーション
1頭目 ⑥⑫⑭
2頭目 ⑥⑫⑭
3頭目 ④⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮
計25点 2,900円を配当が均等になるよう分配
単勝
⑨ 100円
合計3,000円勝負！
凱旋門賞2023｜予想まとめ
今回は凱旋門賞2023について紹介し、さまざまな角度から分析、予想しました。
これまで数々の日本馬が挑戦してきた凱旋門賞。この時期になると、オルフェーヴルのまさかの失速に言葉を失ったのを、毎年のように思い出します。
私は、日本馬が凱旋門賞を勝つのは非常に難しいと思っています。理由は、ヨーロッパの競馬場は日本の競馬場と馬場が違いすぎるから。特に近年、日本馬の敗戦後のコメントを見ていると「馬場が合わなかった」が多いです。昨年の凱旋門賞の勝ち時計は2:35.71。同じ芝2400mで開催されるジャパンカップのレコードタイムは、ロードカナロアが記録した2:20.6ですから、求められる適性が違いすぎるのは明らか。車で例えるなら、これまでサーキットでタイムを競っていたF1カーが、ボコボコのオフロードで競争をするようなもの。悪路でF1カーが4WDに勝てるわけがありません。だからといって日本馬が『弱い』というのは大きな間違いで、近年はドバイやアメリカで行われるビッグレースを勝利しており、ヨーロッパを除けば世界的にトップレベルといえるのが現実。しかし、凱旋門賞は100年を超える歴史があり、世界中のホースマンの目標であるが故、ここを制さないと世界一の称号は手にできません。個人的には、日本馬は早いこと凱旋門賞のタイトルを手にして、凱旋門賞の呪縛から解かれて欲しいなと願っています。頑張れスルーセブンシーズ！
最後までご覧いただきありがとうございました。この記事がみなさんの馬券検討の参考になれば幸いです。
それでは、みなさんに爆益あれ！
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