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新潟2歳ステークス2023予想|過去傾向・展開・激推し穴馬・買い目公開

新潟2歳ステークス予想
ジナケイバ公式ライン
この記事をざっくり言うと…
  • 新潟2歳ステークス2023の予想を様々な角度(過去傾向・展開)から分析
  • 競馬歴17年の筆者が激推し穴馬と買い目を公開
  • 当記事を見れば新潟2歳ステークス2023の予想が網羅できる

こんにちは、ジナケイバのイノウエです。

今週は新潟2歳ステークス2023を徹底分析し、予想します。

  • 新潟2歳ステークスってどんなレース?過去傾向は?
  • 調子が良いのはどの馬?
  • 激走が期待できる穴馬が知りたい!

そんな人は、ぜひこの記事読んでいただき、馬券検討の参考にしてください!

先々週、小倉記念では【激推し穴馬】推奨、【追い切り評価】3位のテーオーシリウス2着!【追い切り評価】2位のゴールドエクリプス3着!
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目次

新潟2歳ステークス2023|概要

2023/8/27(日) 新潟6日 11R 

新潟2歳ステークス(G3) 2歳オープン(馬齢)

芝1600m(Aコース)

まずは新潟2歳ステークス2023はどんなレースなのか、以下の3つを紹介します。

  • コース解説
  • 出走馬
  • 過去のレース動画

新潟競馬場芝1600mコース解説

新潟競馬場芝1600mコース図

新潟競馬場は内回りコースと外回りコースがあり、芝1600mは外回りを使用します。スタートは向正面直線の中心からやや右寄り。馬たちはまず3コーナーまで548mの直線を走ります。

3コーナーから4コーナーまではスパイラルカーブで緩やかな下り坂。4コーナーを通過した後には、国内競馬場では最長となる659mにも及ぶ最後の直線が待ち受けています。その直線は起伏がなく平坦。スピードが出やすいと言われる野芝100%のコースでもあり、高速決着になりやすいのも特徴です。

中枠有利/逃げ有利

新潟競馬場芝1600mの特徴や過去傾向、攻略方法の詳しい解説はこちら
関連新潟競馬場芝1600mの特徴と傾向まとめ|攻略方法も一挙公開

出馬表

枠順馬名馬齢・脚質
斤量
騎手
1ホルトバージ牡2【・・差追】
55.0
岩田康
2ヴァンヴィーヴ牡2【・先差・】
55.0
デムーロ
3エンヤラヴフェイス牡2【・先・・】
55.0
菱田
4ルージュスタニング牝2【・先・・】
55.0
菅原明
5ルクスノア牝2【・先・・】
55.0
永島
6ショウナンマヌエラ牝2【逃・・・】
55.0
石橋
7ジューンテイク牝2【・先・・】
55.0
富田
8ニシノクラウン牡2【・先差追】
55.0
石川
9シリウスコルト牡2【・・差・】
55.0
三浦
10ヒヒーン牝2【・先・・】
55.0
酒井
11クリーンエア牝2【・先・・】
55.0
大野
12アスコリピチェーノ牝2【・・・追】
55.0
北村宏

過去のレース結果(動画)

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●東京スポーツ杯2歳Sデータご紹介
過去10年人気別成績を見ると1番人気(4-1-2-3)複勝率70%、 2番人気(1-4-1-4)複勝率60%、4番人気(3-2-1-4)複勝率60% 過去10年の好走馬30頭中19頭を占めるのが1.2.4番人気です 馬連で3頭BOX買い続けるだけでも6回的中で回収率186.3%と優秀、 人気のチェックをお忘れなく!!
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新潟2歳ステークス2023|過去10年間レース傾向・データ分析

ここからは、新潟2歳ステークス過去10年の傾向と、重要データを紹介します。

枠順別

枠順着順複勝率
1枠2-0-1-1121.4%
2枠1-1-2-1225.0%
3枠1-0-0-156.2%
4枠0-1-2-1318.8%
5枠1-0-2-1417.6%
6枠3-1-0-1620.0%
7枠0-6-2-1534.8%
8枠2-1-1-1917.4%

特筆すべきは7枠の複勝率。勝ち馬こそ出ていないものの、2着馬6頭は驚異的な成績で、注目すべきでしょう。

一方で、3枠の成績が良くないですが、偶然3枠に人気馬が入っていないことも要因のようで、そこまで気にする必要はなさそうです。

脚質別

脚質着順複勝率
逃げ0-1-1-820.0%
先行1-2-3-3020.0%
差し5-4-5-4523.7%
追込4-3-1-3220.0%

過去10年中9年は差し・追い込み馬から優勝馬が出ています。小回りワンターンで直線が長いというコース形態から、上がり勝負になりやすいことが要因と考えられます。スピードのある逃げ・先行馬よりも、決め手を持った馬が馬券になっているようです。

人気別

人気着順複勝率
1番人気4-3-0-370.0%
2番人気1-1-4-460.0%
3番人気4-2-1-370.0%
4番人気1-1-0-820.0%
5番人気0-1-0-910.0%

1.2.3番人気が中心で、波乱が起こりにくいレースといえます。人気馬に逆らうのは危険でしょう。特に過去10年、勝ち馬が1~4番人気からしか出ていません。軸は上位人気馬から選ぶのがセオリーとなります。人気別データについては、【重要データ①】で深掘りしています。

過去5年間の3連単配当

開催年3連単配当
2022年13,290円
2021年4,950円
2020年6,810円
2019年12,250円
2018年15,950円

新潟1600mはコース形態から不利が発生しにくく、実力を出し切りやすいコースだと言われています。それを証明するかのように例年、力のある人気馬の好走が目立ち、過去の3連単の配当も落ち着いているようです。大波乱には期待しにくいでしょう。

前走レースの距離

距離着順複勝率
1200m 0-0-3-1516.7%
1400m2-2-0-487.7%
1600m8-3-5-3134.0%
1800m0-5-2-1828.0%

※いつもは前走レース名を紹介しますが、ほとんどの馬が新馬戦からの参戦のため、前走距離のデータとなります。

中心となるのは、前走で今回と同じ1600mを使っていた馬。過去10年で8勝をあげており、軸は前走1600m組から選ぶのが良さそうです。1800mだった馬は複勝率こそ高いものの、2着止まりが多く勝ち切れていない様子。前走1400m組は複勝率が低く、割引が必要でしょう。前走レースの傾向については【重要データ②】【重要データ③】【重要データ④】でも詳しく解説しています。

東西別

東西着順複勝率
関東馬3-8-7-7315.1%
関西馬7-2-3-4222.2%


特筆すべきは過去10年で関西馬が7勝をあげていることでしょう。複勝率も関西馬のほうが良い。輸送リスクを背負ってでもここを使ってくるのは、好走する自信があるからなのかも知れません。

重要データ①:近年は堅めの決着が目立つ

2015年は単勝12番人気のウインファビラスが2着に入ったことで3連単26万円超の高配当となったが、過去10年で2桁人気馬が3着以内に入ったのはこの年だけ。さらに、2015年以外の9回では4番人気以内の馬が2頭以上馬券に絡んでいる。特に、ここ3年は4番人気以内の馬が3着以内を占める堅い決着が続いているだけに、予想は上位人気馬を中心に組み立てるのが無難なようだ。

JRAデータ分析

重要データ②:前走も左回りの競馬場だった馬が活躍

過去10年の前走の競馬場別成績を見ていくと、優勝馬は全て前走が左回りの競馬場だった。また、出走頭数が20を超えるところでは東京と中京が3着内率30%超の好成績を残しており、同じ左回りの新潟も3着内率は今ひとつながら5勝を挙げ、過去5年に限れば4勝と存在感を増している。ただし、前走が右回りというだけで見限るのは早計で、福島だった馬は馬券に絡んだ全4頭が単勝6番人気以下と、妙味という点では無視できない存在となっている。

JRAデータ分析

前走競馬場が右回り(福島以外)
・ヒヒーン
・フルレゾン(初出走)【出走せず】

重要データ③:前走が芝1600メートル以上だった馬を重視

過去10年の3着以内馬30頭中16頭は前走も芝1600メートルで、3着内率34.0%と好走率も高いレベルにある。前走が芝1800メートルだった馬は勝利こそないものの、昨年は2着と3着に入るなど3着内率は芝1600メートルに次ぐ数値をマーク。一方、芝1200メートル組は連対がなく、芝1400メートル組は2勝を挙げているとはいえ3着内率は7.8%にとどまり、特にここ5年は〔0・1・0・16〕と苦戦傾向が強まっている。

JRAデータ分析

前走距離が1400m以下
・アスコリピチェーノ
・シリウスコルト
・ジューンテイク
・ニシノクラウン
・フルレゾン(初出走)【出走せず】

重要データ④:前走の出走頭数と上がり3ハロンタイムも要チェック

前項までの表から、過去10年の優勝馬の前走は新馬戦または未勝利戦で、競馬場は左回りの新潟・東京・中京のいずれか、さらに距離は芝1400メートルか芝1600メートルのどちらかであったことが分かる。加えて、いずれの馬も「前走の出走頭数が10頭以上で、上がり3ハロンタイム(推定)順位が2位以内」という共通点があったことも参考になりそうだ

JRAデータ分析

前走左回り、1400mor1600m、出走頭数が10頭以上で、上がり3ハロンタイム(推定)順位が2位以内
・アスコリピチェーノ
・エンヤラヴフェイス
・クリーンエア
・ショウナンマヌエラ

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新潟2歳ステークス2023|追い切り評価トップ3

出走馬の追い切りタイムは下記記事でご確認ください
関連:【新潟2歳ステークス2023】追い切りタイム・調教総まとめ

3位:アスコリピチェーノ

一週間前追い切り(8/16・水)
美浦 南W 稍重
6F 82.9-67.8-52.2-37.8-11.9

最終追い切り(8/23・水)
美浦 南W 良
6F 82.6-67.3-52.5-37.8-11.7

1週前追い切りは南Wで3頭併せ。前半はしっかりと我慢が利き、直線でゴーサインが出るとすぐにギアチェンジ。非常に内容の良い追い切りで操縦性の高さを感じました。

最終追い切りは、ジョッキー騎乗で馬場の外側を馬なりで3頭併せ馬。1週前で十分仕上がっているので、最後軽く促す程度でした。僚馬と併走するもしっかりと折り合いがついており、遅れはしたものの、流す程度なので気にする必要はなさそう。脚捌きが柔らかく、とてもキレイに走る馬だなという印象。調教映像から、迫力という点では上位に指名した2頭には劣るように映りましたが、現時点での完成度は高そう。力を出せる状態にあるのではないでしょうか。

2位:ルクスノア

一週間前追い切り(8/16・水)
栗東 坂路 重
800m 51.1-37.1-24.4-11.9

最終追い切り(8/23・水)
栗東 坂路 良
800m 52.8-37.6-24.3-12.0

1週前追い切りでは、栗東坂路で好時計をマーク。前半リズムよく走り、ラスト強めに追われると瞬時にギアチェンジ。力強く坂を掛けあがり、加速ラップを刻みました。まだ余力があるようで状態の良さがうかがえます。

最終追い切りは坂路で単走。馬なりで軽く流しているように見えますが、時計は出ており加速ラップを刻みました。調教師曰く、気難しいところがあるそうですが、調教ではそういった仕草は見せず。輸送や当日のテンションは別として、現段階で状態は良さそう。反応が良く、力強い走りをする馬で、現時点での完成度は高そうです。

1位:ルージュスタニング

一週間前追い切り(8/17・木)
栗東 CW 良
6F 81.2-65.3-49.9-34.8-11.0

最終追い切り(8/23・水)
栗東 坂路 良
800m 54.6-39.4-25.0-12.1

1週前追い切りで猛時計を叩き出したルージュスタニングを、追い切り評価1位とします。その1週前追い切りでは、2勝クラスの僚馬を含む3頭併せで大きく先着しました。助手さんよりも体重の軽い騎手騎乗だったとはいえ、見事な脚を披露。ゴール後にも負荷をかけられていることから、状態の良さを感じる素晴らしい追い切りでした。

最終追い切りは、助手さん騎乗で坂路調教。前半は我慢させ、ラスト軽く促すと瞬時に反応し、鋭く伸びました。全体的にしっかりと調教を積めており、内容も良かったです。素質と現時点での完成度の高さを感じますし、十分力を出せる状態にありそう。レースに行ってどんな走りをするのか、楽しみな1頭です。

新潟2歳ステークス2023|展開予想

予想ペース:スローペース

位置馬番
逃げ
先行③④⑤⑩⑪
中団①②⑦⑧⑨⑫
後方

どの馬がどのあたりの位置につけるかは、正直わかりません…ただ、レース全体の流れとしては、例年通りスローペースからのヨーイドンの競馬になるでしょう。その要因は、以下のとおりです。

  • 小回りのコーナーで無理をしてゴチャつきたくない騎手心理がはたらく
  • 直線が長いので、前半で無理をすると最後お釣りがなくなる

向正面から4コーナーはゆったり流れ、団子状態のままコーナーを回り、直線で横に広がってヨーイドンです。よって例年通り、速い上がりを使った馬が好走する可能性が高いと予想します。

新潟2歳ステークス2023|有力馬

アスコリピチェーノ【牝2・北村宏】

通算成績1-0-0-0
ダイワメジャー
母(母父)アスコルティ(Danehill Dancer)

将来を期待される馬が揃いやすい、東京競馬場の新馬戦でデビューしたアスコリピチェーノ。その新馬戦では、切れ味鋭い末脚を繰り出し、2着馬に0.5秒差をつける圧勝でした。兄が2歳時にもみじS(オープン)を勝ち、朝日杯FSに出走するなど、若いうちの活躍が目立ったアスコルターレというのもおもしろい。さらに、馬主であるサンデーレーシングは、今年の2歳世代が、すでに10頭勝ち上がっておりまさに絶好調。勢いそのままに重賞制覇なるか、注目の一頭です。

エンヤラヴフェイス【牡2・菱田】

通算成績1-0-0-0
エイシンヒカリ
母(母父)タイキアプローズ(Devil’s Bag)

今回の舞台と同じ左回りの中京競馬場芝1600mで新馬勝ちを収めたエンヤラヴフェイス。その新馬戦では、スタートを決め番手で折り合い、勝負どころで鋭く反応。残り200mあたりで先頭に立つと、そのまま後続を突き放し、2着に5馬身差をつける圧巻のパフォーマンス。この走りを見る限り、新潟1600mはこの馬が力を発揮できる舞台なのは間違いなさそうです。全兄であるカジュフェイスは2歳時に活躍おり、おのずとエンヤラヴフェイスも早くからの活躍が期待されます。

ルージュスタニング【牝2・菅原明】

通算成績1-0-0-0
Into Mischief
母(母父)ボインビューティー(Giant’s Causeway)

エンヤラヴフェイスと同じく中京競馬場芝1600mで新馬勝ちを収め、こちらに駒を進めてきたルージュスタニング。そのレースは新馬戦らしく、前半1000m62.0秒と道中スローで流れてヨーイドンの競馬。同馬は、3番手につけ直線でスパートをかけると、上がり最速の末脚を使い2着に1馬身半差をつけ完勝。2着馬が次走、未勝利戦で圧勝していることから、レースレベルは低くはなかったと考えられます。今回もスローで流れるようなら、持ち味を発揮し好走する可能性は十分にありそうです。

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新潟2歳ステークス2023|激推し穴馬

激推し穴馬:5ルクスノア(想定7番人気)

激推しポイント①:追い切りの動きが良かった

推奨する理由の一つ目は、追い切り評価で2位としたように、追い切りの動きが非常に良かったことです。詳しくは【追い切り評価】をご覧ください。

激推しポイント②:前走、新潟2歳Sと相性の良い中京1600mで勝利

二つ目は、前走中京1600mで勝利している点です。過去10年の傾向、重要データ②、③で紹介したとおり『前走1600m以上』『前走左回り』の馬の活躍が目立つレースです。中京競馬場は左回りのため、どちらにも該当します。その前走は、少し時計が物足りない印象。しかし、残り200m手前で先頭に立つと、すでに鞭を入れるのをやめていたことから、本気で追えばもっとタイムは出ていたと思われます。メンバーは前走より強くなりますが、まだ底を見せておらず、どこまでやれるか楽しみです。

激推しポイント③:乗り慣れた鞍上に期待

デビュー3年目の永島まなみ騎手が継続騎乗することが、三つ目の激推しポイントとなります。デビュー前の調教からルクスノアとコンビを組んでおり、この馬の特徴を熟知している様子。これは大きなアドバンテージとなるでしょう。永島騎手自身は、7月のCBC賞で重賞を初めて経験しここが重賞3戦目。CBC賞では、重賞の雰囲気に圧倒されたそうですが、ここでは慣れが見込めます。今年すでにキャリアハイとなる23勝(8月20日時点)をあげ充実していることから、ここでの好走があっても、なんら不思議ではありません。どうしても地味になりがちな夏競馬を、女性騎手の活躍で盛り上げてほしいですね。

新潟2歳ステークス2023|予想印発表

◎:ルージュスタニング

新潟2歳ステークス2023の本命はルージュスタニングにしました。理由は、新潟1600mへの適性が高そうなことと、現時点での完成度の高さ、追い切りの動きが抜群だったことを総合的に評価し、勝てる確率が1番高いのではないかと思ったからです。前走、時計は平凡ですが、要因は小頭数の新馬戦で前半がスローとなったこと。今回人気を集めているエンヤラヴフェイスの同コースの勝ち時計と比べ1.4秒遅いですが、レースの質が全く違うので、力が下と見るのは早計。しかも、新馬戦で2着だったセキトバイーストは、次走の未勝利戦を2着に0.7秒差で圧勝していることからもレースレベルは高かったと推測されます。体重が490㎏台と牝馬にしては馬格があり、大きなストライドで長く良い脚を使うタイプ。さらに【追い切り評価】でも解説したように、ゴーサインが出てからの反応が素晴らしいので新潟外回りコースはピッタリでしょう。もう少し外めの枠が理想だったでしたが、12頭立ての小頭数ならそこまで影響はないと考えます。あとはトラブルなくレースを迎え、力を出し切って欲しいですね。

◯:エンヤラヴフェイス

対抗はエンヤラヴフェイスにしました。1番の理由は、新潟1600mへの適性がとても高そうだと感じたことです。前走中京1600mで行われた新馬戦では、鋭い切れ味を発揮し2着に5馬身差をつける圧巻のパフォーマンス。今回のレースと相性の良いコースでの好走だけに、新潟外回りコースへの適正は高いでしょう。もう一点、全兄で同厩舎のカジュフェイスの存在もエンヤラヴフェイス好走の後押しとなりそうです。森田厩舎といえば、とにかくハードな調教で知られています。管理馬はメロディーレーンやモズベッロなど。全兄カジュフェイスも森田厩舎でビシバシ鍛えられ、2歳の早い時期から活躍。3走目の未勝利戦を勝利すると、次走の2歳オープン戦を2着に0.6秒差をつけ圧勝し、2歳G1朝日杯FSへ出走しました。このことから、弟であるエンヤラヴフェイスも早い時期から活躍する下地はあると考えます。過去10年、3枠に入った馬は苦戦傾向にありますが、不利データをものともしない走りに期待します。

▲:11クリーンエア

前走のレースぶりを見ると、買わずにはいられません。というのも、今回と同じ新潟1600mで行われた新馬戦に出走し、4番手内目でレースを進めたクリーンエアは、直線でドン詰まり。無理やり外に出さなければならない大きなロスがあり、実質150mほどしか追えていないにも関わらず、上がり3F33.8秒の末脚で、最後は余裕残しの圧勝。結果的に上手く脚が溜まった可能性もありますが、目の覚めるような切れ味はこちらのコースでは大きな武器となるでしょう。今回は外枠で包まれるリスクは少ない。上手く脚が溜まれば、このメンバーでも自慢の末脚で好走してくれるのではないでしょうか。

△:12アスコリピチェーノ

サンデーレーシング所有のノーザンファーム生産馬、期待馬が集まりやすい東京競馬場での新馬戦で上がり1位の末脚で勝ち上がり。そんな買える要素満載のアスコリピチェーノを、連下1頭目としました。坂のある東京競馬場で33.3秒の上がりを使えたなら、平坦な新潟競馬場では33秒台を出せる可能性は非常に高いと思われます。しかし、重い印にした馬に比べ『前走1400m』や『前走東京組』など、データ的に弱い材料が多かったことから、ここまでの評価となりました。ただ【追い切り評価】で3位としたように状態は良さそう。操縦性が高く、レースセンスの高さも感じるのでここで好走してもなんら不思議ではありません。上位とあまり差のない4番手評価ということです。

注:5ルクスノア

注にルクスノアを選んだ理由は【激推し穴馬】で解説したとおりです。1着は難しいのでは…という予想です。暴れん坊のオルフェーヴル産駒の牝馬ということで難しい馬だそう。輸送もあるので、当日のテンションには注意したいですね。

新潟2歳ステークス2023|買い目公開

3連複フォーメーション

④ー③⑪ー①②③⑤⑩⑪⑫ 11点 3,000円を配当が均等になるよう分配

合計3,000円勝負!

新潟2歳ステークス2023|予想まとめ

今回は、新潟2歳ステークス2023をさまざまな角度から分析しました。

過去の優勝馬で後に一線級で活躍したのは、桜花賞馬となるハープスター、昨年のマイルCS1着、今年の安田記念2着と現マイル路線の主役であるセリフォスが挙げられるでしょう。どちらも抜群の瞬発力が持ち味で、同レースにマッチしたのがうなずけますね。となると、今年もおのずと「抜群の切れ味を持った馬はどの馬なんだ」というのが予想の軸となるわけですが、やはり人気を集めている馬が抜けているように見えます。その中でも、ここまでの充実ぶり、現時点での競走馬としての完成度の高さから、ルージュスタニングの総合力が高いのではないかと予想し、本命にしました。バリバリのアメリカ血統、大型のパワータイプで、本質的にはダートのほうが合うのかもしれませんが、名門友道厩舎がここを使ってくるということは適性があるのでしょう。言い過ぎかもしれませんが、ストライクゾーンが広く、どんな馬場・展開でも結果を残したクロノジェネシスのような馬になって欲しいなと期待してしまうのは私だけでしょうかルージュスタニングに限らず、この粒ぞろいのメンバーの中、目の覚めるような鬼脚で圧勝する馬が現れるようなら、今後のマイル路線での活躍に期待してしまいますね。とても楽しみな一戦です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事がみなさんの馬券検討の参考になれば幸いです。

それでは、みなさんに爆益あれ!

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競馬歴17年
9歳の時ダビスタ3で競馬を知った
オルフェーヴルのような男に憧れている

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