【金鯱賞2024】追い切りタイム・調教まとめ【全頭評価】

2024年金鯱賞の追い切りタイムと評価です。各馬の追い切りをチェックし状態を把握することで的中確率を上げてください。それではみていきましょう！

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金鯱賞2024｜概要

2024/3/10(日) 中京2日 11R
金鯱賞(G2)
4歳上オープン(国際)(指)別定
芝左2000m(Aコース)

まずは金鯱賞2024はどんなレースなのか、以下の3つを紹介します。

• コース解説
• 出走馬
• 過去のレース動画

中京競馬場芝２０００mコース解説

ホームストレッチの中央やや左によった箇所、上り坂の途中からスタートします。1回目のゴール板を過ぎ、緩い上り坂の1〜2コーナーに差しかかります。コーナーを抜け、向こう正面に入ってからも上り坂が続き、残り約1080 m付近からようやく下り坂が始まります。下り坂で速度を上げながら、スパイラルカーブが採用されている3〜4コーナーへ突入。

最後の直線はAコース、Bコースともに412.5mと長く、ゴールまで残り340mから始まる高低差2mの急な上り坂が特徴です。この上り坂の勾配2.0%であり、中山競馬場に次ぐ急勾配の坂が設けられています。この急坂を登りきるとゴールまで残り240m。ほぼ平坦の240mを駆け抜けゴールです。

前半は登り坂でじわじわとレースが進み、後半はスパイラルカーブや急坂と、レース展開が前後半でガラッと変わり観ていて楽しいコースとも言えます。

内枠有利、逃げ・先行馬有利

中京競馬場芝2000mの特徴や過去傾向、攻略方法の詳しい解説はこちら
関連：中京競馬場芝2000mの特徴と傾向まとめ｜攻略方法も一挙公開

出走馬情報

出馬表は水曜日or木曜日に更新予定です

馬番	馬名	馬齢 脚質 斤量	騎手
1	シーズンリッチ	牡4 【・先差追】 57.0	吉田隼
2	ワイドエンペラー	牡6 【・先差追】 57.0	高杉
3	ドゥレッツァ	牡4 【・先差・】 59.0	ルメール
4	プログノーシス	牡6 【・・・追】 58.0	川田
5	ブレイヴロッカー	牡4 【・先差・】 57.0	丸山
6	ヨーホーレイク	牡6 【・先差追】 57.0	藤岡康
7	ヤマニンサルバム	牡5 【逃先差・】 57.0	三浦
8	バラジ	セ5 【・先差・】 57.0	菅原
9	ノッキングポイント	牡4 【・・差・】 57.0	戸崎
10	アラタ	牡7 【・・差追】 57.0	横山典
11	エアサージュ	牡6 【逃先・・】 57.0	池添
12	ハヤヤッコ	牡8 【・・差追】 57.0	幸
13	レッドジェネシス	セ6 【・・・追】 57.0	角田和

過去レース（動画）

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金鯱賞2024｜追い切りタイム（調教）

各馬の追い切り時計・追い切り動画から
S：非常に良い
A：良い
B：普通（悪くはない）
C：良くない
で評価します。
※馬自身の能力は考慮せず、シンプルに追い切りについての評価を書きます

アラタ｜評価A

1週前追い切り（2/28・水）
美浦南W
6F 79.7-63.9-49.8-36.2-11.7（映像なし）

最終追い切り（3/6・水）
美浦南W
6F 84.7-67.6-52.5-37.8-11.5（末強め）

最終追い切りは、美浦南W・単走で6ハロンが84.7→ラスト1ハロンが11.5でした。

時計としては結構速く、淡々とリズム良く走れてるような。前走（中山金杯・13着）の最終追い切りもなかなか良い動きを見せていただけに、追い切りが良くても結果に繋がらないパターンがある馬ですが、今回は1〜2週前にめちゃくちゃ速い時計を出していて、何やらやる気満々なようで、ちょっと期待したくなる追い切りではありますね。

追い切り評価：A

和田勇調教師
動きはいい。前走は１角の不利で競馬にならなかった。展開が向けば。

エアサージュ｜評価B

1週前追い切り（2/28・水）
栗東CW
7F 96.5-79.9-65.5-52.0-37.7-11.7（馬なり）

最終追い切り（3/6・水）
栗東坂路
800m 53.9-39.1-25.2-12.7（馬なり）

最終追い切りは、栗東坂路・単走で4ハロンが53.9→ラスト1ハロンが12.7でした。

時計としてはまぁなんというか、平凡ですね。前走（飛鳥S・1着）の最終追い切りと比べて終いがやや劣っていてどうかと言ったところですが、この馬の最終追い切りは坂路で軽くのパターンが多いので、前走レースとの間隔が狭い事を考えるとこんなモノかなと言う感じでもあり。単純に1週前に6ハロンで79.9→ラスト1ハロンで11.7が出てるのであれば引き続き好調維持と考えて良さそうですが、前走の1週前はラスト1ハロンで11.0を出せてるんでね…。ソレと比べると流石に少し見劣りするのかなと。

追い切り評価：B

池添調教師
先週はＣＷでしっかりやって今週は坂路で馬なり。前めの競馬を。

シーズンリッチ｜評価A

1週前追い切り（2/28・水）
美浦南W
6F 84.0-67.8-52.9-37.8-11.2（馬なり）

最終追い切り（3/6・水）
美浦南W
6F 82.2-65.9-51.3-37.7-12.1（馬なり）

最終追い切りは、美浦南W・併せ馬で6ハロンが82.2→ラスト1ハロンが12.1でした。

時計的にはかなり速く、コーナーで大きく離れた併せ馬を追いかける姿はなかなか気合いが入っていて良さげです。直線では併せ馬に先着を許していて微妙なところですが、過去の好走時（毎日杯・1着）の最終追い切りでも併せ馬に先着を許している馬なので、追い切りでめちゃくちゃ動くタイプでもなく。1〜2週前にもラスト11.1〜11.2がありなかなかのキレを見せてますので、良い状態にはありそうです。あとは休み明けでどうかと言ったところですかね。追い切りとしては素直に高評価です。

追い切り評価：A

池内助手
重い馬場でも動きは良かった。体重が増えて体に幅が出てきた。

ドゥレッツァ｜評価A

1週前追い切り（2/28・水）
美浦南W
6F 83.0-66.9-51.8-36.9-11.2（末強め）

最終追い切り（3/6・水）
美浦南W
6F 83.2-66.5-51.5-36.6-11.4（末強め）

最終追い切りは、美浦南W・単走で6ハロンが83.2→ラスト1ハロンが11.4でした。

時計としてはかなり優秀で、1週前にも好時計を出せているあたり流石実績馬と言ったところでしょうか。ただ、前走（菊花賞・1着）の時は併せ馬でガッツリ仕上げられてたのに対し、今回は単走で攻められていて、目標が天皇賞春なのでこうなるとは思いますが、前走ほどの究極仕上げではなさそうです。その中でも好時計を出せてるので高評価ではあるものの、仕上がり面ではまだ上がありそうですかね。

追い切り評価：A

尾関調教師
動きは良かった。力を出せるところまできたし、能力を信じる。

ノッキングポイント｜評価A

1週前追い切り（2/28・水）
栗東CW
7F 95.3-79.3-65.1-50.7-26.6-11.4（馬なり）

最終追い切り（3/6・水）
栗東CW
6F 85.4-68.7-53.4-38.0-11.3（末強め）

最終追い切りは、栗東CW・併せ馬で6ハロンが85.4→ラスト1ハロンが11.3でした。

全体時計としてはまずまず、ラストは結構キレて併せ馬に先着できていて良さげですね。前走（菊花賞・15着）の最終追い切りよりも動けている印象で、1週前にもWコースで速い時計があり、休み明けでも状態は悪くなさそうです。あとは前走の接触によるケガ（脚の腫れ？）からの復帰戦でもあり、陣営としても『まずは無事に…』という思いもあるでしょうし、そう言った状況の中でどこまでと言ったところでしょうか。追い切り自体は良い印象です。

追い切り評価：A

木村調教師
急激に良くなったわけではないが、順調。距離は合う。

ハヤヤッコ｜評価A

1週前追い切り（2/28・水）
美浦南W
6F 83.2-66.3-51.6-37.4-12.1（映像なし）

最終追い切り（3/6・水）
美浦南W
5F 66.8-51.8-37.5-11.9（末強め）

最終追い切りは、美浦南W・併せ馬で5ハロンが66.8→ラスト1ハロンが11.9でした。

時計としては結構速く、ラストも併せ馬に先着できていて良く見えますね。元々追い切りでは併せ馬に手応えで劣る事が多い馬で、前走（中日新聞杯・2着）の時も遅れ気味だったのですが、今回はしっかりと喰らいついてやや先着しているので、普段よりも頑張れてるように見えます。1〜2週前にもWコースで4ハロンが51秒台を出せていて、年齢は重ねてるものの状態良いのでは。

追い切り評価：A

国枝調教師
追い切りの動きはいつもどおり。別定で斤量が軽くなるのはいい。

バラジ｜評価C

1週前追い切り（2/28・水）
美浦南W
6F 84.6-68.0-52.7-37.9-11.4（映像なし）

最終追い切り（3/6・水）
美浦南W
6F 87.2-70.3-54.6-39.2-11.9（馬なり）

最終追い切りは、美浦南W・併せ馬で6ハロンが87.2→ラスト1ハロンが11.9でした。

全体時計としてはやや平凡ですが、ラストは脚を伸ばせてるのでまぁ。とは言え、前走（毎日王冠・9着）の最終追い切りではもっと好時計で走れてるあたり、休み明けでやや動けてない印象を受けます。

追い切り評価：C

鹿戸調教師
動きは抜群。去勢効果で少しピリッとして、いいほうには出ている。

ブレイヴロッカー｜評価B

1週前追い切り（2/28・水）
栗東CW
6F 84.2-68.9-53.6-38.2-12.0（映像なし）

最終追い切り（3/6・水）
栗東CW
6F 85.9-70.3-55.2-39.6-11.9（馬なり）

最終追い切りは、栗東CW・単走で6ハロンが85.9→ラスト1ハロンが11.9でした。

全体時計時計としてはかなり遅いですが、コーナーで一杯に外を回してますし、終始馬なりでラスト11.9なのであれば悪くはないのかなと。前走（京都記念・6着）の最終追い切りと比べてほんとランニング程度の走りに見え、レース間隔が狭いしコレぐらいで充分という判断でしょうか。もうちょい攻めてもいいと思うんですけどね…。

追い切り評価：B

本田調教師
前走はスムーズさを欠きながらも頑張った。集中して走れば。

プログノーシス｜評価A

1週前追い切り（2/28・水）
栗東CW
6F 83.2-67.7-53.1-37.7-11.2（末強め）

最終追い切り（3/6・水）
栗東CW
7F 97.9-80.9-65.8-51.5-36.9-11.6（末強め）

最終追い切りは、栗東CW・単走で7ハロンが97.9→ラスト1ハロンが11.6でした。

時計としてはかなり速く、コーナーで大きく外を回してこの時計はなかなか立派ですよね。前走（香港C・5着）は追い切り履歴がなく、前々走（天皇賞秋・3着）の最終追い切りと比べても見劣りせず、相変わらず良い状態にありそうです。ただ、1週前追い切りは天皇賞秋の時の方が併せ馬でビッシリとやってる感はあり、大阪杯or海外G1が目標で今回は調子を上げてる途中なのかな言ったところですが…。それでもまぁ良い走りしてますよね。

追い切り評価：A

中内田調教師
（先週から）そこまで大きく変わった感じはないですが、先週よりは良くなっています。力のある馬ですから。時計は出ますね。

ヤマニンサルバム｜評価B

1週前追い切り（2/28・水）
栗東CW
6F 82.7-66.2-51.4-37.1-11.4（末強め）

最終追い切り（3/6・水）
栗東坂路
800m 54.2-39.0-25.0-12.3（末強め）

最終追い切りは、栗東坂路・併せ馬で4ハロンが54.2→ラスト1ハロンが12.3でした。

時計としてはやや平凡気味ですが、ラストまで加速して併せ馬に先着で悪くはないですよね。前走（中日新聞杯・1着）の最終追い切りと比べると時計的に少し劣っていて、年明け1戦目&休み明けで少し鈍い面があるかもですが、動き自体は悪くないですし、1週前にも好時計で併せ馬と並走できてますので、調子が悪いという事はなさそうです。

追い切り評価：B

中村調教師
ここ２週を含めて満足できる内容。中京では結果が出ている。

ヨーホーレイク｜評価A

1週前追い切り（2/28・水）
栗東CW
6F 84.2-68.3-53.6-37.7-11.3（末強め）

最終追い切り（3/6・水）
栗東CW
6F 81.7-66.6-51.8-36.1-11.5（末強め）

最終追い切りは、栗東CW・併せ馬で6ハロンが81.7→ラスト1ハロンが11.5でした。

時計としては結構速く、ガシガシと前へ進んで併せ馬と並走で悪くないですね。と言うか、相手はあのドウデュースのようで、ドウデュースと並走出来てるのであれば悪くないどころか状態良いんでしょうね。この馬に関しては2年のブランクをどう判断するかがめちゃくちゃ難しいところで、追い切りだけを見れば充分走れてるように感じるのですが、レースへ行くとどうなんでしょうね…。

追い切り評価：A

友道調教師
久々でもさすがという動き。太い感じもないし、走ってもいい。

レッドジェネシス｜評価B

1週前追い切り
前走との間隔が狭いので軽い追い切りのみ

最終追い切り（3/6・水）
栗東坂路
800m 54.5-39.7-25.4-12.3（映像なし）

最終追い切りは、栗東坂路で4ハロンが54.5→ラスト1ハロンが12.3でした。

時計としては平凡気味ですが、ラストまでちゃんと加速できてるので悪くはないですね。普段の追い切りとほぼ同等の時計が出せてますので、良くも悪くもこの馬なりと言ったところでしょうか。戦績を見る限りでは調子云々よりも気持ちの面で走れてなさそうで、前走のダートショックでの変わり身を…ってな感じだと思いますが、果たして。

追い切り評価：B

小林調教師
中１週なのでオーバーワークは避けた。上積みはあるはず。

ワイドエンペラー｜評価C

1週前追い切り（2/28・水）
栗東坂路
800m 51.6-37.9-24.8-12.2（馬なり）

最終追い切り（3/6・水）
栗東CW
5F 71.1-54.5-38.3-11.4（馬なり）

最終追い切りは、栗東CW・併せ馬で5ハロンが71.1→ラスト1ハロンが11.4でした。

全体時計としてはやや遅めですが、ラスト1ハロンが11.4はなかなかですね。ただ、併せ馬には手応えで劣っていて、前走（コパノリッキーC・4着）の最終追い切りと比べると時計的にも物足りなく、普段から4ハロンで51秒台が出せるこの馬ならもう少し走れてもいいのでは。

追い切り評価：C

仲田助手
しまいを伸ばす形。先週に時計を出しているし、動きもいい。

金鯱賞2024｜追い切り評価まとめ

追い切り評価まとめは木曜日に更新予定です

評価	馬名
S
A	アラタ シーズンリッチ ドゥレッツァ ノッキングポイント ハヤヤッコ プログノーシス ヨーホーレイク
B	エアサージュ ブレイヴロッカー ヤマニンサルバム レッドジェネシス
C	バラジ ワイドエンペラー

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